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おっさんと人外を中心によろずっぽく。凄くフリーダム。
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うちの学校では小中高と今週から修学旅行です。それぞれで最高学年の人だけですが。
みんな東京に行くらしいです。某ネズミの夢の国へ行くそうです。
で、先週まで小学生の女の子がずっと修学旅行に行きたくないと泣きながら訴えていたのですが、それを慰めてたりしてたのですが。
なんか修学旅行二日前(小学生だけ一泊二日)になって急に笑顔で、私やっぱり行く、と言ってきました。
話を聞いたら昨夜に寝れなくて布団の中で夢の国のことを考えてたら急に行きたくなったらしいです。
・・・あぁ、あれですね。絶対に夢の国から毒電波的なものがでてますね。操られてるんですね。
改めてネズミーは怖いな、と思いました。
まぁ本人が楽しんでこれればいいんですが。
それにしても私はケモナーのはずなのにネズミーのキャラクターにはぁはぁしないのはなんででしょうか。
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先日、ウルフガイという漫画を買ったんですよ。
動機は単純に、人狼モノだー、と思って。
そしたらなんかうちの母がウルフガイのことを知ってました。
なんか原作の方を持ってるらしい。
ママン、そんなの初耳です。なぜ私に言ってくれなかったんですか。
でも母子で人狼モノに手を出すのはどうかと思うよ。
まぁ母は単純に原作者の平井和正が好きだったみたいですが。
うちの母はオタクじゃないけど純粋に漫画とかアニメが好きなので昔の漫画とかには詳しいです。漫画とか小説も結構持ってるし。
でも私と趣味が合わないので貸してもらえない。
母は普通に少女漫画とかが好きなのに私はどこで道を踏み外したんでしょうか。謎です。
とりあえずウルフガイを読んだ母が原作の方が面白いと言っていたので、今度読ませてもらおうと思います。
ただどこに片付けたか忘れたらしいので、本当に読めるかどうかはわかりません。

漫画の方はなんな久しぶりにNLっていいなぁ、と思いました。NLは片思いだったりどっちもツンドラだったり報われなかったりするのが萌える。
あと狼可愛い。
内容は・・・普通?
人狼が出てなかったら読んでないレベル。ケモナー的に考えて。


ウルフガイと一緒に六部の10~12巻を買いました。
なんかだんだん面白くなってきた。
でも未だに承太郎とプッチとウェザーが40代なのが本気で納得いかない。若すぎなんだよ。
納得いかないを通り越して腹が立ってきます。だから彼等は40代ではないのだと自分に言い聞かせながら読んでます。あんな若い40代なんて認めない。
なので相変わらず六部最愛はジョンガリです。
誰かディオ×ジョンガリをください。

リゾットのいとこって本編で性別とかって出ましたっけ?
なんかサイトを回ってると男が多いみたいだからどうなのかと。本編だと平仮名で「いとこ」だったような気がするんですが。
私の中では素で年下の女の子というか、幼女でした。
6歳ぐらいでリゾットと同じ髪の色。人なつっこくてリゾット大好きで、学校の入学式のちょっと前に事故にあっただとかそんな設定。
一人でそんなリゾット×いとことか妄想して悶えてました。
結局どうなんでしょう。ジョジョアゴとかにリゾットのいとこは男とか書いてあったらショックだ。

暗チは基本的にメローネ以外はノンケさんがいいです。純粋にみんな仲が良かったらいい。
メローネもセクハラ以上のことはしません。
私の中でメローネは変態だけどそれ以上に仲間を大切にする人だと思ってます。
リゾットはボス相手の時だけたまにホモ。ボスもリゾット相手の時だけたまにホモで基本ノンケ。
というかリゾディアはどっちかが迫ってくれないと話にならない。出会った瞬間殺しあって終りです。
難しいね、リゾディア。本当はどっちもノンケなのが好みなのに。
ボス猫シリーズの方は珍しくリゾット→ボスなんです。
ボスはリゾットのことはどちらかといえば好きだけど、恋愛感情までいってないというか。
リゾットがボスに尽くしてくれるのはボスが好きだからです。
一番報われないパターンですね。これからどうするんだろう(ホントにね)



続きは拍手お返事です。


だからなんだ。
とは言っていられないので、来週の金曜日まで更に更新頻度落ちます。
今回は・・・いや、今回こそは本気出す。

とはいえ息抜きは必要です。そんなわけで今日はペットショップに行ってきました。
一時間ぐらい黙々と仔犬とフェレットを愛でてました。
黒いラブラドールがいてすっごい元気がよくて可愛かったです。必死で玩具でひとり遊びしてんの。
その遊びに参加してぇ。ガラスケース邪魔!もう。
ペットショップに行くとこの仔を買っていかなければならないという使命感に襲われます。いや、だって誰にも飼われなかったら・・・とか思うとね。
だからいつも家に帰る段階になると泣きたくなります。良い人に飼われるんだぞ、と内心で思いつつ帰るんですよ。
そろそろペットを飼うのも免許制にしたらいいと思う今日この頃です。

犬のところだけじゃなく、小動物のところも見てたんですが。土方っぽい壮年の男の人が熱心にハムスターを見てて和んだ。
そして店員さんにいろいろハムスターのことについて質問しててキュンとした。
最終的にハムスターを二匹買って、その二匹のためにカラカラ(あれ正式名称なんでしょうか、回し車?)とか餌とかを選んでてすごく萌えた。
おっさんとハムスターの組み合わせだと?そんなの予想してなかったんだぜ。
私の中で猫とおっさんの組み合わせが最強だと思っていたけど、これは考え直さなければいけないかもしれない。
あの土方のおっさん、自分で育てるのかなー。それとも子供にプレゼントかなー。
妄想は膨らみます。



続きは拍手お返事です。
遅くなってしまってすみません。


早人と吉良で短い話。
早人の片思い。





 並んで歩く。僕は登校。彼は出社。彼が乗る駅に着くまで、僕達は毎朝並んで同じ道を歩いている。
 決まって彼は僕の少し後ろを歩く。いつも変わらない神経質そうな革靴の足音が少し後ろから聞こえた。
 彼に悟られないようにしながら、僕は横目でちらりと彼をうかがい見る。黒い目は真直ぐ前を見据えていた。なにを考えているのかよくわからない。
 視線を動かして彼の手を見た。綺麗な肌と、美しく整えられた手と爪。彼のように特殊なフェティッシュを持っていない僕でも、その手は美しいと思う。たぶん彼自身が美しいから、手も必然的にそうなるのだろう。
 手を繋ぎたいな、と思う。手を繋いで、彼と並んで歩きたい。でも目立つのが嫌いな彼はこんな道の真ん中でそんなことをしてくれないだろう。
「つまんない・・・」
 僕の小さな呟きが聞こえたのか、真正面を見据えていた彼の視線が動いた。僕と視線が合う。彼は手も美しいが、この吸い込まれるような真黒な目も美しいと思う。
「なにか言ったか?」
「別に。ただ、いつもあんたは僕の少し後ろを歩くな、と思って」
 僕の言葉に、彼はわずかに表情を変える。それがどういった意味の感情なのか、僕にはわからなかった。
「父親を殺した殺人鬼と、並んで歩きたくはないだろう?」
 それはその言葉通りの意味なのだろうか。それとも僕と並んで歩きたくないからただの口実だろうか。どちらにしても、やはり僕にしてみればつまらない。
「おい、早人・・・?」
 不審げな声で彼が僕の名を呼ぶ。しかし僕はそれを無視したまま歩き続けた。僕の手には、彼のネクタイが握られている。手が握れないのなら、せめてこれだけでも。
「目立つだろうが、やめろ」
「やだよ」
「なにが目的だ?」
「あんたにはわかんないよ、絶対に」
 素直に彼と手が繋げたら、そして好きだと伝えられたらどれだけいいだろう。でもきっと、言ったところで彼に僕の気持ちは伝わらない。なら最初から言うこともないだろう。僕が彼と手を繋げないように、僕と彼の心が繋がることは絶対にない。
 今日も彼は僕の少し後ろを歩く。たぶん明日も明後日もそうなのだろう。


END




うちの吉良は早人は嫌いじゃなくて、むしろ好きです。でもそれは家族的な意味で、恋愛感情になることはありません。
早人はそれがわかってるから、もやもやしてる感じです。
吉良は昔叶わなかった普通に普通の家庭を築きたいんですよ。


拍手お返事は週末にしますすみません。

今日は忍者ブログってメンテがあったんですね、21時間?
知らなかったです。
昨日、パソコン触った時ですらわからなかったんですが、どこで事前連絡みたいのしてたんでしょうか。



某方の沢村さんと海老原さんの擬人化に萌えすぎた。
携帯を握りしめながらベッドの上で悶えてました。
こわもてな沢村さんは良い、すごく良い。
擬人化はツボに入るとはまっちゃって駄目ですね。擬人化はリヴリーだけという私の中の概念を改めなくてはいけない。
他のポケットなモンスターだったらミュウミュツはもちろんのこと、ウインディ受けもいいと思います。
キュウコン×ウインディとかペルシアン×ウインディとか。
ウインディは豪快で男前で、そして面倒見がよさそうなイメージです。兄貴タイプ。
キュウコンとペルシアンはなんか仲が悪そう。たぶん同族嫌悪かなんかかと思います。性格が似てそうなので。
このもふもふ三匹は擬人化よりも獣人化のが萌えるかも。もしくは原型。
三匹を並べてもふもふしたい。凄くもふもふしたい。

擬人化ついでリヴリーの話も。
自分のリヴリーが可愛いのは当たり前なんですけど、最近はGLL城のオオムシチョウにドキドキしてます。ぶっちゃけリヴの中で一番可愛い種類はムシチョウだと思います。
原型の方ももふもふで可愛いけど、脳内では擬人化させたり勝手に設定を作ったりして楽しんでます。
私の中でオオムシチョウは全てのムシチョウの生みの親。錬金術的な意味で。
昔からいるけど年齢不詳。見た目は50代後半の老紳士。
いつも寝てるのは体が弱いから。
オオムシチョウの身の回りの世話をしてくれているのはミニリヴリー達です。きっとみんなショタかロリ。
和気あいあいと生活してればいいです。
GLL城を一般に開放してるのは他のリヴリー達ともっと触れ合いたいから。でも体が弱くて寝てばっかりだしオオムシチョウの間までみんなきてくれないから寂しい。
とかそんな妄想してます。
ミニリヴリー+オオムシチョウが書きたい。もしくは私のムシチョウ+(×?)オオムシチョウ。
ミントグリーン色のヴォルグと白に近い灰色のムシチョウを育ててます。可愛い。うちの子が一番。

桂先生の描くromanっ子達が本当に素敵すぎると思います。というかおっさんが素敵だと思います(この発言何度目だろう)
おっさんと幼女で、しかも父子で、犬が一緒だなんて私のツボに入らないわけがない。
次はオーギュストを書きたいけど、書けるでしょうか・・・。

 

 

 


 ロレーヌを飲むといつも昔のことを思い出す。軍人だったこと。右腕を奪われて憎しみに取り憑かれていたこと。そしてワロニに暴力をふるっていたということ。誰もが誰も、ろくでもない人生だったと言うだろう。だからこそ、今ある幸せを不思議に思う。
 一人でグラスを傾けていると、娘と一緒に寝ていたはずのプルーがかたわらに座っていた。たまに一人で酒を飲んでいると、いつも気が付けば傍に来ている。たぶん私に付き合っているつもりなのだろう。その姿を見ると、ワロニを思い出してしまう。彼女もまた、私が酒を飲んでいると付き合ってくれた。酒なんて飲めないくせに、ただひたすらに夜遅くまでロレーヌをグラスに注いでくれていた。
「お前も飲んでみるか?」
 飲みかけのワイングラスを差し出してやると、いらない、とでもいうようにプルーは首をそらした。それでも私が動かないでいると、今度は鼻先でグラスを押し戻してくる。その人間じみた動作がおかしくて、私は小さく笑った。
「本当、頭がいいよな」
 グラスをテーブルの上に置いてから、プルーの頭を撫でてやる。すっと目を細め、気持ち良さそうな表情になった。
 時々、本当に人間の言葉がわかるのではないかと思うことがある。おそらく人の細かい心の動きに敏感なのだろう。良い犬をもらえてよかった。エトワールの良き友達でありパートナーになっているし、私の相手にもなってくれている。まるで本当にワロニがそこにいるような錯覚を覚えるときすらあるのだ。
「毛色が黒いのがいけないんだよなぁ」
 手を離してやると、プルーは知性を宿した瞳でこちらを見上げてきた。まるで私の話に耳を傾けているかのようだ。
 ワロニは綺麗な黒髪の持ち主だった。頭を撫でてやると、照れたように頬を赤らめながら笑った。少女のように幼い笑みだった。
「俺にはもったいないぐらい、良い女だったんだ」
 後悔してもしきれないほど、昔は酷いことをしていたと思う。自分を愛し、世話をしてくれていた彼女に暴力をふるっていたのだから。私は確かにワロニを愛していたし、酷いことをしたくはなかった。しかしそれ以上に、私の中にあの赤髪の男に対する憎しみがあり、強い衝動が抑えられなかった。酷いことをした後、泣いて謝ると彼女はいつも少し困ったように笑って私を許してくれた。
 いったい私のどこが良くて、あんなに愛してくれていたのかはわからない。一度彼女が私の元を去ったときも、結局はよりを戻してくれた。
 ワロニと再会を果たしたとき、彼女の腹はもうずいぶんと大きくなっていた。私が最後に彼女を見たときはまだぺしゃんこだったというのに。人間の体の神秘に感動したものだ。昔から多くの科学者や錬金術師がやろうとしてきたことを、女性はたった10ヶ月で、しかも自分の胎内で行ってしまうのだから。
 しかしあと1ヶ月で出産というところで、だんだんとワロニの体調は悪くなっていった。
「子供を産んだら死んでしまうんじゃないかと、みんなそう思った・・・」
 肘をテーブルに付きながら、手で顔を覆ったせいで声がくぐもった。しかしやはりプルーはこちらに耳を傾けている。
 まるで腹の中の子供がワロニの精気を吸い取っているようだった。少なくとも私にはそう見えたし、ワロニもそう感じていた。だからこそ、彼女は痩せた手で毎日愛しげに自分の膨らんだ腹を撫でていた。私はその光景をただなにも出来ずに見守るだけだった。
 結局ワロニはエトワールを産んですぐに亡くなった。その晩はエトワールの産声と、私の泣き声がずっと響いていた。
 違和感に気が付いたのは、エトワールが産まれて1ヶ月ほどしたころからだった。疑惑が確信に変わったのは、エトワールが物心ついたころからだった。彼女は目が悪い。大人になる前にすべてが見えなくなってしまうほどに。私はエトワールがワロニの精気を吸い取っていたのではなくて、すべての元凶は自分にあると知った。
「ずっと後悔してたんだ・・・エトにもワロニにも、いくら謝ってもたりないほど」
 嗚咽が私の口から漏れた。あとからあとから涙が溢れてくる。
 昔に私がワロニに暴力をふるっていたからこうなってしまったのではないかと思うのだ。私があの頃からワロニを大切にしていれば、彼女は死ななくてすんだし、エトワールの目も星を捉えることが出来ていたのではないかと。そう医師に告白してみたことがある。だがそんなはずはないと慰められた。だがしかし、私の中の罪の意識は消えることはない。
 肩を震わせて泣いている私の腿の辺りになにかが当たる。見ればプルーがそこに鼻先をくっつけながらふんふんと鳴いていた。まるで私を慰めようとしているようだ。それでも涙はとどまることを知らず流れ続ける。それに気が付いたプルーは、いったん体を離してからじっと私を見据えた。そして大きく口を開き、ワンッ、と一つ鳴く。別室にいるとはいえ、エトワールが眠っているときにこんなふうにして鳴くのは初めてだった。驚いて顔を上げると、続けざまに声を張り上げる。
「プルー、どうし・・・」
「お父さん?」
 私が言い終わる前に、眠っていたはずのエトワールの眠たげな声が聞こえた。声のした方を見ると、頭に少し寝癖をつけた彼女がいる。気が付くとプルーは吠えるのをやめていた。エトワールを呼んでいたのだと、すぐに気が付く。
「どうしたの、お父さん。泣いているの?」
 こちらに近づいてきた彼女は、私の頬を両手で包むようにしてからずいと顔を近づけてくる。その温かさに安心して、私はまた涙を流した。すがるようにして片腕でエトワールの体を抱きしめる。
「エト、ごめん・・・大切にするから、たくさん愛すから、だから・・・」
 どこにも行かないで欲しい。私の罪を許してもらおうとは思わない。それは許されないものだろうし、その罪さえ私の生きた証なのだから。ただ私の傍にいて欲しいのだ。もうワロニのときのように手放してしまいたくはない。
「お父さん、どうしたら泣き止んでくれるの?私がいるから泣かないで」
「ありがとう・・・」
 小さな腕を伸ばしてエトワールが私の背中をさすってくれる。私は嗚咽の合間に何度もありがとうと繰り返した。ワロニを大切に出来なかった分、この子を大切にしてやらなければと強く思う。目が悪いのが私が原因なら、なおさらだ。
 ふと思い出して、視線をプルーの方に向ける。プルーは優しげな瞳で、私達親子を見つめていた。その様子を見て、やはり私はそこにワロニがいるようだと思って、心の中で何度も礼と謝罪を繰り返した。

 

END

 

 

星屑の時って時代背景的にはどのぐらいの年代なんだろうと思いつつ、錬金術なんて言葉を使ってよかったのだろうかと・・・。

エトワールの母親がワロニという事実にすごく安心します。ちゃんとレイヨンと和解したんですね。
そう考えるとやっぱり星屑ラストのレイヨンは50前後じゃなくて40代ぐらいなんでしょうか。
どちらにしてもすごく良いと思います(^q^)
エトワールの目が悪い原因はレイヨンのせいなんじゃないかとも思えてしょうがない。
妊婦だったワロニを殴ってたせいだとか。たぶん関係ないんでしょうけど、でもレイヨンはそう思いこんでてエトワールに甘いんじゃないでしょうか。

romanを読めば読むほどオーギュストの子供=風車の敵に捕まった女の子なんですが。
まさかね、そんなことないよね。そんな悲しい展開やめてください・・・。


うしとらの威吹とイズナと一鬼で短い話。
GW中に地理の先生が遠野に行ってきたと言っていたので。私も行ってみたいです。

この三人は純粋に仲が良かったらいいと思います。ツンデレ二人をイズナがよくまとめてくれているんです。
妖怪はあんまり仲が良い、って感覚が無さそうだから、誰かに仲が良いね、なんて言われたら威吹と一鬼は否定するんだけど、内心でちょっと喜んでれば可愛い。

 

 

 月が綺麗な夜だった。淡い月明かりに照らされながら、古い屋敷の縁側で三人の妖怪が酒盛りをしている。一人はとても楽しそうに終始にこにことしていたが、他の二人は無表情だった。いや、額に角のようなものがある妖怪にいたっては、不機嫌そうな表情さえしている。
「なんで俺がお前に付き合わなきゃいけねぇんだよ」
「同感だな」
 一気に杯をあおってから、一鬼はやはり不機嫌そうな声色で言った。豪快に飲んでいる彼とは違い、ちびちびと舐めるようにして酒を飲んでいた威吹も、一鬼の言葉にうなづく。
「いいじゃんか。一人で飲むよりも大勢で飲んだ方が旨いだろ?せっかく長がくれたんだから飲まなきゃ」
 ふわふわと浮遊しながら、イズナは一鬼の杯に酒を注ぎ足してやる。なんだかんだで先ほどから一番飲んでいるのは彼だった。
「自分は一人で飲んでも大勢で飲んでも変わらないが」
「俺は一人の方が好きだぜ」
「ひねくれてんなー、お前ら」
 はぁ、とイズナはため息を付く。ひねくれているというよりも、素直ではない、というのが正しいのかもしれない。なんだってそんな、かたくなに仲間は要らないみたいな態度をとるのだろうか。妖怪だから、という根本的なものもあるのかもしれないが、イズナに言わせればそんな考え方は古臭い。長く生きれば時代も多く移り変わる。妖怪同士が仲良くやるという風潮が当たり前になればいいのに、とイズナはもう何十年も前から思っていた。
「俺はさ、威吹も一鬼も好きだから、こうやって一緒に酒盛りしたりするの楽しいぜ」
 好きだなんて恥ずかしげもなく言われ、一鬼はイズナをきつく睨む。しかしそれは彼の照れ隠しだと知っていたため、イズナは気が付かないふりをした。
「お前らだけじゃなくて、うしおもとらも、長も雷信もかがりもこの遠野も、俺の身の回りにあるものみんな大好きなんだ。だから守りたいし、白面なんかにこの日本を壊させたくない」
 お前らはどうよ、とイズナは二人を見た。威吹は顔をそらさないまま何度か瞬きをし、一鬼はあからさまに顔を逸らす。やはりそれは照れ隠しだと、イズナは知っていた。
「イズナのことは嫌いじゃないから、こうやって一緒に居るのも悪くはない。それに自分は長についていくだけだ。長が日本を守るために他の妖怪と仲良くしろと言うのなら、それに従う」
「俺だって別に嫌ってわけじゃねぇし、白面の野郎をぶっ潰してやりてぇから、他の妖怪どもと協力してやってもいい・・・」
 やはり、二人は素直じゃないと思う。でも、彼らの言葉を聞けてイズナは嬉しかった。先ほどよりもずっと極上の笑みをイズナは顔に浮かべる。協調性もあまりないし、素直ではないこの妖怪達が好きだと思う。だから白面の者の勝手で失いたくはない。昔から一緒に生きてきたように、これからもそうしていきたいのだ。
「これから頑張ろうぜ。みんなのためにも、俺達のためにも」
 そう言って、イズナは杯を掲げる。一鬼と威吹はその掲げられた杯に自分の杯をかちんと合わせた。


END

 


一鬼ととらのツンデレっぷりは美味。
威吹はお酒は弱くないけどあんまり飲まないイメージ。たぶんなにかあったらすぐに対応できるようにです。あと名前の出てる遠野組では(多分)最年少だから(私が萌えるってだけですね)
一鬼は豪快に飲んでるといいよ。たまに潰れてればいい。
イズナは潰れない程度にけっこう飲んでる。
でもそれ依然に妖怪は酔うのでしょうか・・・。

時々、うしとら関係のワードで検索してこのブログに辿り着いている方がいらっしゃるのですが、そういうのを見るともう何年も前に連載の終わった作品なのに愛されてるんだなぁ、と思って嬉しくなります。
うしとらはジョジョとはまたちがった熱さがあって面白いですよね。今誰かに一番勧めたい漫画です。
その前に早く28巻を見つけろという話なんですが。28巻、見つからないよ・・・。
今更コミック版で集め始めたのを後悔してます。買い始めたときは文庫版とワイド版が出てるって知らなかったんです。
もうちょっとでラストなのに読めないのが口惜しい。いっそのこと文庫版かワイド版買っちゃおうかな、とか思う今日この頃です。

藤田はもうサンデーで新しい連載を始めてるんですね。コミックが出たら買う。
スプリンガルドを読んで藤田漫画に外れはないと確信しました。話自体は短いのに面白すぎる。
個人的にはマザア・グウスの方が好みです。べ、別に良い歳のとり方をしたウォルターにドキドキしてるわけじゃないよ・・・!


ボスが気になるあなたに33の質問をやってみました。このような質問を私は待っていたッ・・・!
配布元はSAVA味噌様(http://peachhill.blog43.fc2.com/)。リンクの所からでも行けます。





ボスが気になるあなたに33の質問

1.あなたのHNを教えてください

シノハ。または篠葉 零。最近はもっぱらシノハ。

2.最初にボスを見たとき、どう思いましたか?

あの目はなんかの冗談だと思ったら本気だった。

3.本編でぐっと来たボスの表情はありますか。

あれ・・・な・・・い?
私はボスのなにが好きなの?もう盲目すぎてわからん。

4.「オレのそばに近寄るなああーーーッ」の直後にボスに何が起こったと思いますか。

幼女の父親が車でボスに突っ込んできた。

5.今日のボスの死因はなんですか。

トリッシュに邪険にされてショック死。割とこの死因が多いようです。

6.0~19歳までのボスをおはようからおやすみまで見ていた神父さまに
 ボスについて一つだけ教えてもらえるとしたら、何を聞きますか。

むしろボスの本性を教えてやりたい。
え?仔ボス×神父?べ、別にそんなの考えてないんだからね・・・!

7.ドナテラさんはボスのどこにシビれて憧れたと思いますか。

どこでしょうか。
むしろ私が教えて欲しい。

8.ドッピオが「正直これはないわー」と思っているのはボスのどんな所ですか。

ドッピオはボスを盲信しているので多分そんなことは思いません。
強いて言うなら娘への過保護っぷりかと。

9.キンクリは本体をどう思ってるんでしょうか。

「ピンクwww緑wwwキメェwwwwwww」
ボスとキンクリは仲が悪いというか、お互いがお互いにキメェって思ってれば良いです。

10.ボスがトリッシュにワナビーされています。何をしたと思いますか。

もちろんスパイスガールじゃなくてトリッシュ本体にやられてるんですよね、わかります。
ボスがまだトリッシュと一緒にいるのに慣れなくて、そわそわしててそれがうざくなったんじゃないかと。

11.ボスがこれを食ってたら非常に萌えると思う食べ物はありますか。

なんかゲテモノ系。
トリッシュに喰えと強要されて涙目になりながらほうばってれば良いと思います。
うちのボスはトリッシュには逆らえません。

12.この人ならボスと仲良くなれると思うジョジョキャラを挙げてください。

性格がアレなので五部ナレフぐらいしか思い浮かびません。
でも意外と荒木荘のカーズ様となら仲良くなれそうな気が・・・気がするだけですね、えぇ。

13.ボスのファースト写真集「絶頂」のキャッチコピーを考えてください。

散々考えたけど恥ずかしいのでパスですすみません・・・。
こういうのを考えられるセンスが欲しい。

14.ボスに何か恵んであげてください。

愛と暴力。
なんかボスみたいなタイプは極端な飴と鞭を与えて心身ともにボロボロにしてやりたくなr(ry)

15.幼少期ボスのどんくささを示すエピソードを捏造してください。

むしろどんくさいのはボスの演技なのである意味常にボス自身が捏造中。
ボスは絶対に幼少時代から歪んだ性格してたと思います。

17.エジプト発掘隊時代のボスのニックネームを考えてみてください。

だからこういうのを考えられるセンスがほs(ry)

18.ボスに本当に向いてた職業は何だと思いますか。

ドナテラと結婚して普通に主夫をやっていればよかったと思います。

19.ディアボロジンジャーというものを飲んだことはありますか。

そんなのあるんですか?!知らなかった。

20.ボスの腰のビラビラは何のためにあると思いますか。

あれって実は羽なんじゃね?羽の退化したものなんじゃね?
ボスは実は妖精さんだったんだよ!!
まぁ冗談は置いておいて。
引っ張って転ばせて遊ぶため、とかそんな感じのありきたりなことしか思い浮かびませんでした。
自ら引っ張ってくれと垂らしておくなんてとんだMっ子ですね。

21.「帝王はこのディアボロだッ!!」

そんなこと言ったらDIOに喰われますよ。
ボスほど小物に見えるラスボスも珍しいと思います。

22.ボスは普段、部屋で何してると思いますか。

ネットしたりトリッシュのこと考えたり仕事をしたり家事をしたりジョルノへの不満をブツブツつぶやいたり。

23.ボスにメイド服を着せても全然萌えないのは何が原因だと思いますか。

私自身に女装萌えがないからだと思います。そんなん着てたらすぐさま引っぺがすわ。

24.ボスはブリーフ派ですか、それともトランクス派ですか。

ボクサーかノーパン。

25.ボスがドッピオにも頼めず、自分で買いに行く物って何なんですか。

もう吹っ切れているので下着からなにまでドッピオまかせです。
でもトリッシュ関係のものは自分で買いに行くと思います。

26.ボスは寝言で何て言うと思いますか。

実際はそんなことないだろうけど、今までやって来たことへの良心の呵責が夢の中で襲ってきて無意識に「ごめんなさいごめんなさいごめんなs・・・」って呟いてたらいいと思います。
というか、夢の中では基本いつもうなされているといい。

27.ボスが2ちゃんねらってマジですか。

某六畳間で2ちゃんしてるよ。空気が読めないからいつも叩かれてるよ。

28.ボスに嫌がらせをしてみてください。

とりあえずジョルノを連れてくる。

29.ネタ切れの気配がしてきました。悔しいのでボスにジャーマンスープレックスをキメてやりたいんですがかまいませんねッ!

むしろ私がキメてもかまいませんかねッ!

30.ボスは健康オタクだと思いますか。

それはそれできもいが可愛いと思います。

31.夢にボスが出てきたことはありますか。

あるけど内容を忘れてしまった・・・。いや、本当にあるんです。

32.ボスを泣かせるにはどうすればいいと思いますか。

トリッシュに協力してもらえばあらゆる意味で簡単に泣かせることが出来ると思います。

33.最後になりますが・・・ボス、好きですか?

好きすぎて逆にボスをボロクソにけなしてやりたい。でもそろそろ彼も幸せになっていいと思うんだ、荒木先生・・・。

学校に児童相談員というおねーさんがいるのですが、今までその人は20代前半だと思ってたら実際は三十路だと聞いて驚きました。
何度も顔を見直してしまった。
だってほんとに若々しくて三十路には見えない・・・。
このおねーさんもまた吸血鬼・・・いや、波紋使いなんですね、きっと。
もう数年経つと今の若さに我慢できずに吸血鬼になるんだと思います。
そのあと究極生物、そして黄金の回転に手を出すんですね。

また荒木先生が若返ったと聞きました。
一番最近の写真を見たら本当に若返ってて噴いた。
信じられるか?うちの母と同い年なんだぜ・・・。
お肌ぷりぷりじゃないですか。いったい彼の中でなにが起こってるんでしょうか。
もう本気で先生は究極生物でいいんじゃないかと思います。
きっと50年後もジョジョを描いてる。

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プロフィール
HN:
シノハ
性別:
女性
自己紹介:
1月14日生まれの新潟県民。

ジョジョラーでケモナーでおっさん&おじいちゃんスキーでSHK国民。
最近はfkmt作品に手を出してます。
乙一作品と三原ミツカズ作品と藤田和日郎作品も好き。
節操なしの浮気性です。
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