[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
久しぶりにthe bookの二人を。
琢馬と千帆が好きです。ほのぼのした琢千が理想的です。本編が本編だっただけに。
放課後は教室まで迎えに行くから待っていてください、と言ったのは千帆の方だった。つまり、一緒に帰ろうということなのだろう。断る理由もないし、一応自分達は付き合っているということになっているのだから、琢馬はそれを承諾した。
なにかを期待しているような顔でそれを告げられたのは昼休みの時で、琢馬は放課後はきちんと教室の自分の席に座りながら千帆が来るのを待っていた。普段なら授業が全て終わってしまうとすぐに下校してしまう彼が残っているのが珍しいのか、クラスメイトが何人か声をかけてくる。それを差し障りのない程度にあしらいながら、琢馬はブラウン色の本を開いて読んでいた。
本を読んでいれば時間なんてあっという間にすぎ、気が付けばオレンジ色の夕日が窓から差し込んでいる。教室を見渡せば、生徒もほとんどいなくなっていた。遅い、と小さく呟く。なにをやっているのだ、千帆は。ブラウン色の本で彼女と交わした会話を確かめる。確かに彼女は、自分に教室で待っていろと言った。本にそう書いてある。
彼女になにかあったのだろうか。急用ができて先に帰ってしまったとか、それとも約束自体を忘れてしまっているとか。しかし彼女の性格からいって、約束を忘れるということはありえないし、急用ができたといっても一言言いに来るだろう。わけがわからない。そう思いながら、琢馬はブラウン色の本を閉じた。その瞬間、机の前に人影が現れる。視線を上げると、そこには唇を引き結んでどこか怒っているような、泣きそうな顔をしている千帆がいた。
「遅いぞ、千帆」
「それはこっちの台詞です・・・!」
怒られてしまった。いや、どう考えたってこっちの台詞だろう。そう思ったが、琢馬は彼女がどんな反応を示すか予想できなかったため口に出しては言わなかった。なんで自分が怒られているのかがわからない。怒るとしたら、ずいぶんと待たされたこちらの方なのに。
わずかに残っていた生徒達が、何事かと視線を向けてくる。それを千帆に気づかれない程度に睨みつけた。見るんじゃない。見世物ではないのだから。琢馬と目が合った生徒は、慌てて視線を逸らした。それでもすぐにまた、こちらをうかがうようにして見る。
「なんで私の教室まで来てくれないんですか。私、ずっと待ってたんですからね」
泣きそうな声で言われて、琢馬は視線を千帆に戻す。目じりに涙が溜まっていた。ますます意味がわからない。なぜ自分が彼女の教室にまで行く必要があったのか。迎えに来ると言ったのは、彼女の方ではなかったのか。
「昼間、お前の方がこちらの教室に来ると言わなかったか?」
純粋に不思議に思って尋ねる。すると、千帆はキッと目じりをつり上げた。その拍子に、涙が一滴だけ頬をつたう。
「そんなの、嘘に決まってるじゃないですか!男性なら気を使って、女の子を迎えに来るとかしてくださいよ!」
言ってから、こらえきれなくなったように千帆が泣き始めた。嗚咽を漏らしながら、細い肩を震わせている。気まずい雰囲気が、教室内を包んだ。この場に居合わせてしまった者全てが、なぜ自分はもっと早く帰らなかったのだろうと後悔していることだろう。
千帆の泣き顔を見ながら、琢馬は今更になって自分が彼女に試されていたのだということに気が付いた。彼女は琢馬に自分を迎えに来て欲しかったのだ。なんで彼女がそんなことをしたのか、なんとなくわかるような気がする。たぶん、不安なのだろう。琢馬と千帆は付き合ってはいるが、その関係はほとんど付き合う前と変わってはいない。本当に琢馬が自分のことを好きなのか、確かめたいのだ。
教室中の視線が琢馬に集まる。どの視線も、早くなんとかしてやれと訴えかけてきていた。琢馬はため息を吐きそうになるのをぐっとこらえる。ここでため息を吐いてしまえば、状況は悪化しかねない。
出来ることならあまり目立ちたくはない。だからこの状況は琢馬にとっても不本意だ。かといって、千帆を怒るわけにもいかない。彼女は悪くないのだから。ただ、不安なだけなのだから。
「千帆」
名前を呼ぶ。千帆は涙と鼻水とでぐちゃぐちゃになった顔をこちらに向けた。その顔があまりにも子供っぽくて、なにかいけないことをしているような気分になる。
手を伸ばして彼女の後頭部に添えると、そのままこちらに引き寄せた。触れるだけのキスをする。その柔らかい唇は、涙と鼻水のせいで少ししょっぱかった。
相変わらず緊張を孕んだ雰囲気のままで、キスをしたまま千帆の目を覗き込む。琢馬の行動があまりにも予想外すぎたのか、彼女はただただ驚いたように目を大きく見開いていた。
琢馬が顔を離しても、彼女は引き寄せられた体勢のまま固まっていた。どこか頭のネジがショートしてしまったのではないかと思いながら、琢馬は立ち上がり、通学鞄を手に取る。そして千帆の手をつかんで軽く引いた。
「ほら、帰るぞ」
「え・・・あ、はい、はいはい」
「はい、は一回」
「はい!」
まだどこかぎこちない感じの彼女を引きずるようにしながら教室を後にする。その直後、教室内から歓声が聞こえた。が、それも無視する。
靴を履き替えさせて、学校の外へ出た。千帆の方を見れば、泣いていた先ほどとは打って変わってにこにこと機嫌良さそうに笑みを浮かべている。そんな顔もやはり子供っぽく見えて、本当に自分と一つしか歳が違わないのだろうかと思ってしまった。しかも足元を見れば靴を左右逆に履いている。なんとも間抜けな光景だ。いや、それ以前に気が付け。そこまでキスをされたのが衝撃的だったのだろうか。
「嬉しそうだな」
「えぇ、そりゃあもう。先輩って、いわゆるツンデレ、ってやつだったんですね。今まで気が付かなくてすみません」
「・・・それはないな」
別にツンツンしているつもりもないし、デレデレしているつもりもないのだが。しかしそれ以上は否定しない。きっと否定したって、彼女は恥ずかしがらなくてもいいんですよ、と言うだけだろう。
一度立ち止まって、彼女の前にしゃがみこむ。靴をきちんと左右正しく履かせてやった。それからポケットからハンカチを取り出してまだ涙と鼻水で汚れている顔を綺麗にしてやる。あまりにも甲斐甲斐しくて、琢馬はそんな自分に驚いてしまった。
「先輩、ハンカチ洗って返しますよ」
「当たり前だ」
汚れたハンカチを手渡すと、千帆は鞄の中にしまう。そして、自然な動きで琢馬の手を握った。握った手をぶんぶんと振りながら、鼻歌を歌う。その様子は、人目を引いた。しかし琢馬はなにも言わずに、彼女の好きなようにさせてやる。千帆のどこか音程の外れた鼻歌を聴きながら、二人は手を繋いだまま一緒に歩き出した。
END
琢馬はツンデレじゃないです。ただ愛情表現に乏しかったり誰かを愛するのが苦手なだけです。
ボスの髪の斑部分は何色なんでしょうか。
個人的にずっと黒だと思ってたんですが、実際は緑?緑っておま・・・ピンクと緑の合わせ技はねーよ。
なんて気持ち悪いんだ。
ボスに気持ち悪いは褒め言葉だと思います。褒め言葉だけどやっぱり気持ち悪いと思います。なので私は黒派でいきます。
でもジョルノに思いっきり髪を鷲づかみにされて「気持ち悪い色ですね」って罵られてるボスも見たいような気もします。愛ゆえに。
私の中でジョジョキャラほど公式カラーのわからないキャラはいません。
以前はずっとシーザーの髪の色は水色だと思ってました。実際は単行本にちゃんとブロンドって書いてあったけど。
しかし一番最初のイメージがあるので未だに金髪のシーザーを見ると違和感があります。
そういえばまだ荒木が色を塗ったボスを見たことがない気がします。文庫版しか買ってないからかな?文庫版でカラーボスいたっけ。
ジョンガリの公式カラーも知りません。でも何故か私の脳内では髪の色がピンクか白です。ふしぎ。
声優にこんなお金かけて大丈夫なんでしょうか。そんなに儲かってるんでしょうか。
ジョージさんがいるよ、ジョージさんが。
なんでそんなおまけみたいなビデオに大御所を・・・。他にもバーローとバーローの大きいのがいたりピカチューがいたり・・・。
これは一年生じゃなくても買う人がいそうですね。なんてすごい商売だ。
はてなようせいがどう考えても狙ってるとしか思えません。どこを目指してるんだ。
でも私は幼女は好きだけど、萌え絵?というか、丸っこい絵が苦手なのではてなようせいには萌えません。
少年漫画に出てくるような幼女が好きです。
しかしジョージボイスは一度聞いておきたい。
続きは拍手お返事
9巻表紙のスロー・ダンサーが可愛すぎたのと、4thステージラストがあまりにも熱かったので。
次こそはSBRの人間書く、次こそは・・・。
鬱々とした黒くてドロドロとしたものが俺の頭の中を支配する。拭えないいらつきがつのり、興奮が隠せない。疲れているはずなのに、もう深夜と呼ばれる時間帯なのに一向に眠れそうもない。目を閉じると昼間の出来事がリアルに思い出される。雨の音と臭い、水分を多く含んだ泥を蹴る感触、濡れた蹄の音に荒い息遣い。そして走り去っていく馬達。筋肉が酷く疲労していることも忘れて、強い力で地面を蹴った。怒りがおさまらない。自分は完全に、あの時完敗してしまった。
膝を地面に付け倒れてしまった時の主の叫び声が耳から離れない。彼は長いこと雨に打たれながら意味のない叫びをあげていた。俺が声を上げられない分も、怒りと屈辱を振り払うかのように叫んでいた。
自分のものではない蹄の音が聞こえ、俺はそちらに意識を向ける。向こうの方から馬が近づいてきているようだった。人影は見えない。一頭だけだ。暗がりなのでそれが誰なのかが判断できず、俺は睨むようにしてそちらを見つめる。
「あぁ、やっぱり、起きてたみたい、だね」
その柔らかい声色を聞いて、俺は耳を一つ上下させる。S・Dだった。いつもなら主であるジョニィと片時も離れたくないと思っているような彼が、一頭だけで馬小屋の柵を隔てて俺の前に立った。
「駄目じゃない、ちゃんと眠らないと。明日から、5thステージが始まるのに」
「ヴァルキリーはどうしてる」
彼の言葉には答えずに、俺は問いかけた。昼間のことを思うと、どうしてもつっけんどんな言い方になってしまう。それに気が付いて、しまった、と思ったが、相手は気を悪くしたふうはなかった。ここらへんは彼の性格というよりも、大人だからなのかもしれない。きっと彼から見れば、俺は小さなことで腹を立てている子供でしかないのだ。
「ヴァルキリーなら、さっきまで興奮して、眠れなかったみたい、だけど、なんとか眠ったよ」
やれやれ、という感じで彼は言った。どうやら今日の出来事はヴァルキリーにとっても思うところがあったらしい。おそらく時間をかけて、彼がなだめていたのだろう。それから俺のところへ来たのだ。俺もまた、眠れていないと思って。レースの上では俺達は敵同士だが、それでも気に掛けてくれているのだろうか。そう思うと、嬉しいと感じた。
「脚、ずいぶんと酷使したでしょう?走れなくなるぐらい、だもんね。でも、明日も走らなきゃいけないから、早くお休み」
子供に言い聞かせるような口調だった。それが耳に心地良い。ヴァルキリーは以前、S・Dから子供扱いされるのは嫌だと言っていたが、俺はそのあたりの心理がよくわからなかった。あいつの心理なんて、わかりたくもないのだが。
「あんたはどうなんだ?あんただって、無茶をしたはずだ」
「きみほどじゃ、ないよ。少なくとも、私は明日からはまた、普通に走れる。でもきみは、そういうわけにはいかない、でしょう?」
彼の言うとおりだった。走れないわけではない。しかし、全力で走ることはしばらく無理だろう。俺の主も5thステージ、6thステージは脚を休ませるためにゆっくりと走ると言っていた。俺にも主にも、選択の余地はない。順位は大幅に落ちることになるだろうが、リタイヤするよりはましだろう。
それでも歯痒い気持ちになる。俺がたらたら走っている横で、他の馬達が駆け抜けていくのだ。そう思うと、このSBRレースが全て終わってから脚が壊れ、引退してもいいから常に全力で走っていたいという気持ちになる。誰かに負けるということが耐えられない。
「明日からしばらくは、ゆっくり、走るんだよ」
俺の考えを読んだかのように、S・Dは言った。
「どうせ、脚を壊してもいいから、全力で走りたい、と思ってるんでしょう?」
図星だったので、俺は言葉を返さない。
「シルバー・バレット、きみは、このSBRレースが終わるころ、大きく成長しているはず、だよ。肉体的にも、精神的にも。このレースで、多くの経験をしたはず、だからね。きみはまだまだ、強くなれる。それこそ、年老いた私が、足元にも及ばないくらいに、ね。前途あるきみが、自らの芽を摘んでは、いけない。SBRレースが終わってからも、活躍するきみの姿を、私に見せて欲しいんだ」
真摯な態度だった。S・Dは本当に走ることが好きなんだな、と思う。
「だから、しばらくは我慢して、脚を休ませながら、走るんだよ。きみの実力なら、脚が回復してからでも、総合順位的には、十分に追いつけるから」
ね、と最後はやはり子供に言い聞かせるようにして言った。
「・・・わかった、言うとおりにする」
「そう、よかった」
安堵したように、息を吐いた。どうやら本当に俺のことを心配していてくれたらしい。優しい男だと思う。いつも誰かを気に掛けている。今のところ、その関心はジョニィに一番に向いているが、間違いなく彼が次に気に掛けているのはヴァルキリーだ。いつも一緒にいるせいもあるのだろうけど、それでもヴァルキリーが羨ましい。
「きみのその、猛るような闘争心は、羨ましくもあるんだけど、ね。脚を壊してしまったら、元も子もないから」
「・・・よく言う」
まるで自分には闘争心がないみたいな言い方だ。実際はそんなことなんてないくせに。いつも穏やかな彼が、ゴール直前やここ一番という時に見せる気迫を俺は知っている。凛と前を見据え、ギリギリまで絞られた矢が放たれたかのように、真直ぐとしなやかに走る。下手に近づくと、その矢の切先で怪我をしてしまうんじゃないかと錯覚してしまうぐらい。そんな彼は、なによりも美しいと思う。普段の穏やかさと、時折見せるその鋭さに、どうしようもなく惹かれてしまう。
「話が長くなっちゃって、悪かったね。もう、眠れそうかい?」
尋ねられて気が付く。もう俺の中にドロドロとした黒いものはなくなっていた。あるのはただ心地よい眠気だけだ。彼に丸め込まれてしまったのだろうか。それでも嫌な感じはしない。
「スロー・ダンサー」
「なに?シルバー・バレット」
「その・・・ありがとう」
突然礼を言われ、彼は一瞬面食らったような顔をする。しかしすぐに、どういたしまして、と返した。
「やっぱり、きみは、ヴァルキリーと違って素直、だね。そういうところ、好きだよ」
「すっ・・・?!」
さらりとそんなことを言われ、思わず固まってしまう。相手はそんな深い意味があって言ったわけじゃないのだろうけど、それでも普段から意識している彼に好きと言われ、急に心臓が激しく動き始める。落ち着け、俺。S・Dはそんな深い意味で言ったんじゃあない。もっと軽い気持ちで言ったんだ。落ち着け。
ドギマギしている俺を、S・Dが不思議そうな目で見ている。だがふと遠くから物音が聞こえ、すぐにそちらに視線を向けた。釣られて俺も見ると、そこには車椅子に乗り、手にランプを持ったジョニィがいる。彼はS・Dの姿を見つけると、どこに行ってたんだ、と言った。どうやらS・Dは彼になにも知らせずに俺のところに来ていたらしい。
「じゃあね、シルバー・バレット。明日また、レースで」
「あぁ」
蹄を鳴らしながらS・Dがジョニィの元へ歩いていく。その体を優しく撫でながら、勝手にどこかへ行っちゃ駄目じゃないか、とジョニィが安堵したように言った。どうやら、ずっとS・Dのことを探していたようだ。
「うん、ごめんね。マスター」
人間には馬の言葉は通じないだろうに、彼は律儀に謝っている。その声が俺やヴァルキリーに向けるような声色ではなく、どこか甘えたような感じの声で、やっぱり彼の一番はジョニィなんだな、と思った。もしかしたら、俺の最大の恋敵はヴァルキリーではなくジョニィなのかもしれない。やっかいだ、人間相手だなんて。そんなことを考えながら、俺はいつしか深い眠りに付いた。
END
やはりスロー・ダンサーとヴァルキリー達の歳の差に萌えずにはいられません。スロー・ダンサー頑張れ、超頑張れ。
それにしてもSBRレースに出る馬はみんな胆が据わってますよね。普通に攻撃されてても動じなかったり、ワイヤーの上を走ったり。
うちの学校、一クラス4人なんですよ、私をいれて。そのうち3人が男なんですよ。
で、今日、学校でなんか複数の先生と1、2年生合同で自分の好きな本を紹介する、っていう時間があったんです。
さっき言った男3人のうち、5分休み(?)にいつも小説を読んでる子がいるんです(私もだけど)
仮にその子をNとします。
自分の好きな本を紹介しろと言われてそのN、明らかに焦っています。こちらが心配するほど焦っています。
担任の先生は「いつも本読んでるそれでいいよ」っていうけど、やっぱり焦ってます。
なんとなく私は理由を察してあげて、なにも知らない先生は残酷だと思いました。
うん、Nが読んでたの、ラノベなんだよ。担任が一旦教室から出ていってからNに打ち明けられました。ちなみにその時は私とN以外教室にいませんでした。
Nは学校に2冊持ってきてて、見せてもらったらゼロ使とハルヒでした。
なんてテンプレどおりなんだと逆に感心した。
ていうかね、2学期はじまったぐらいから薄々感づいてたんですよ。Nがラノベ読んでるんじゃないか、って。
いっつも小説にカバーかけてるし。それぐらいならまだ疑わないけど、でも国語の時間に「永遠」を「トワ」って読んだ時点で私の中で確信しました。こいつ絶対にラノベ読んでる、と。
こちらとしてもラノベを紹介するのを聞くのは心苦しい。なんとか他の本は読んでないのかと尋ねます。
そしたらないって。もう聞いてるこっちが\(^o^)/状態です。
しかし私、なんとか助け舟を探します。
私「そういえば前バトロワ読んでたじゃん。それでよくない?」
N「あれはちょっと内容的に・・・」
どう考えてもラノベを紹介するという公開処刑に比べたらバトロワを紹介した方がましです、本当にry。
だってまだバトロワのほうが知名度あるしね?ハルヒとかよりはいい意味で。
結局、Nはハルヒを紹介してました。みんなハルヒというものを知らなかったらいいね。Nが涼宮ハルヒの~って言った時、教室が冷えたような気がしたけど気のせいだよね。
私は無難に江國香織のつめたいよるにを紹介しました。草之丞可愛いよ、草之丞。
ところでなんでNは私に簡単にラノベを明かしたんだろうね。
普通は簡単に明かさないよね、そういうこと。
おかしいね。
私がオタクだと知っているのは中等部のS先生と化学のA先生だけのはずだが・・・。
私が気が付いてたようにNも気が付いてたのかな。
鬱話のはずなのにときめきが止まらないとかどういうことですか。
潮崎さんが大好きすぎます。それゆえにやはり最後の展開が鬱すぎます。潮崎さん関係ないじゃないかと。
なんでか知らないけど読んでると潮崎さんって若干天然なんじゃないかと思うときがあります。妄想甚だしいですね。
喋り方が可愛いんだよ。あなたいくつですか、って聞きたい。実際いくつか詳しくは出てないけど。
私の中では30後半ぐらいです。40はじめでもいい。ともかく、店長よりは年上なんじゃないかと。
でもよく考えたら店長は潮崎さんにタメ口(?)だったからその線は薄いかな。いや、どっちが上でも下でも私としては十分美味しいんですけど。
潮崎さんは奥さんがいたし、画家だけで生活してるっぽいから結構売れてる=何年も絵を描いてる、という図式です。脳内では。
もう一回ぐらい潮菜を書いておきたいです。逆でもいいけど。本当に乙一の書く男女間の距離が素敵すぎる。
ところであと2週間ぐらいでホワイトデーですが、バレンタイン神森の続きを書くか考え中です。神山君がどう動くか。
もう眼鏡どころじゃねー!って感じです。なにあの紳士、かっこいいよ。
でも接待してくれた人がその人じゃなくて若い別の店員さんでがっかりした。すごくがっかりした。
ガン見したかったけどなんとか我慢しました、ギリギリ。でも気を抜いたら目でその紳士を追ってて自分で引いた。
本当にかっこいいんですよ。もうかっこいいを通り越して可愛いんですよ。
この世界もまだまだ捨てたものではないと思いました。
ところでニコニコでアルトネリコの音楽にはまって澪のCDを注文してしまいました。テレビでアルトネリコのCMさえ見なければ・・・!
ニコニコのアルトネリコメドレーにはお世話になってます。
アルトネリコはゲームの内容なんてまったくわからないのにね。でも音楽が全体的に私の好きな曲調ばっかりなんです。
アップテンポでやたら高音域で物語性がある音楽が大好きです。アリプロとかSHが好きな時点で気が付いてたけど、今日改めて好きなんだと思いました。
そんな曲を聴いてる時の私は絶対に脳内麻薬が出てると思います。
造語も好きだったりします。聴いてて意味わからないのが良い。耳障りの良い造語は特に良い。
Revo陛下もそろそろ造語を使った歌を作るといいと思います。
今年はアルバムを出すといっているので期待。
続きは拍手お返事。
サイレントの方もいつもありがとうございます。大好き!
せっかく猫の日なので久しぶりにボス猫話。過去のはhttp://nandemonai000.b.to/jogio0/の辺りから。
変態が生息しているのでいろんな意味で注意。一応メロディア表記にしてますが、リゾディアとメロリゾ表現もあります。
リゾットを起こそうと彼の自室へ足を踏み入れてみれば、そこにはシングルサイズのベッドと、狭そうに身を寄せあって眠っている成人男性二人がいた。しかも片方は全裸だ。寒いのか、リゾットの方に体を寄せながら、ぐっすりと眠っている。訪問者がきたというのに、二人とも起きる気配がない。
「据え膳・・・て、やつかな」
ポツリと小さく、それこそ吐息みたいな声で呟く。事実、こんな光景を見ればその言葉以外は浮かんでこなかった。メローネ好みの男が二人、目の前で無防備に眠っているのだ。この状況を他になんと形容できるだろうか。
足音と気配を消しながら、ゆっくりとベッドの方へ近づく。寝顔を覗き込めば、男はずいぶんと整った顔をしていた。リゾットとはまた別のタイプの美人さんだ。どうも、自分の周りにはいい男が多いように思える。しかも様々な種類のだ。きっと日頃のおこないが良いせいだろう。なんて、みんなの前で言ったら怒られるんだろうけど。まぁそんな怒った顔も好きなのだが。思い出すと、笑いが込み上げてくる。なんとか喉で小さく笑うぐらいにとどめてから、もう一度、男の方を見た。
その斑模様のある長い髪を指先で軽く梳く。やはり自分の考えは当たっていたのだと、その髪に触れながら思った。昨日、この家にやってきた猫の毛色と同じ色と模様をした髪。まぎれもなく、この男があの時の猫だ。名前はそう、ディアボロ。悪魔という名の美しい男。昔、本で悪魔は人を誘惑するために美しい容姿を持っている、というのを読んだことがある。あながち嘘ではないようだ。
人間が猫に姿を変えたという事実を、簡単に受け止める。普通の人間なら非現実的なことであっても、この世にスタンドというものが存在するということを知っているから、ありえないことではないと断言できる。イルーゾォのように鏡の中を自由に行き来できたり、またメローネ自身のようにまったく新しい生命を造り出すスタンドもある。そう考えれば、人を猫に変えるという能力は可愛いもののように思えた。もちろん、猫になってしまった本人は、たまったものではないだろうが。
大方、スタンド攻撃をされたディアボロを保護して、またはかくまうつもりでリゾットは彼をこの家につれてきたのだろう。そう考えると二人の関係がどういったものなのか、不躾にも考えてしまう。片やスタンド攻撃をされて相手に自分をかくまうようにと頼んだであろう方。片やそれを受け入れて、暗殺者の集まる家に招き入れた方。どう考えても、それはお互いにお互いをよく知っているからできることだ。そうでなければ、暗殺者は自らの家に他人を招待しないだろう。ましてや用心深いリゾットだ。ちょっとやそっとじゃ、人を家には招かない。むしろ、今までリゾットが家に誰かをつれてきたなどということはなかった。そう考えると、リゾットはディアボロに入れ込んでいるということになる。
「羨ましいな」
どちらも。自分もその中に入れてほしいぐらいだ、とメローネは思う。
でも今は、目の前に横たわっている据え膳をいただくことにする。据え膳食わぬは男の恥じ、という言葉があるのは、どこの国だったか。まったくもって、そのとおりだと思う。
独特な色と模様のある髪をいじっていた指を動かして、まだまだぐっすりと眠っている彼の頬をなぞる。だんだんと指を下におろしていき、首筋、そして鎖骨を撫でた。
リゾットはともかくとして、ここまでしてもディアボロは起きる気配がない。リゾットにつれられてやって来たぐらいだから、彼もギャング、そしてスタンド使いだと思っていたが、違うのだろうか。これではあまりにも無防備すぎる。
慣れない猫の体になって、精神的に疲れたのかもしれない。その上、昨日は長いことプロシュート達に遊ばれていたという。肉体的にも精神的にも疲れたのだろう。チャンスだ、と思う。この分なら少しぐらいは触っても大丈夫そうだ。
片足をベッドの上に乗せて体重を預ける。元々、シングルサイズなうえに、すでに成人男性を二人も乗せているので、ベッドは悲鳴をあげるように大きく軋んだ。
ディアボロの腰に手をはわせながら、体をかがめて彼の鎖骨に舌をはわせる。男とは思えないほど、肌は滑らかだった。
鎖骨や肩、首筋の肌触りを舌で堪能しながら、時折小さく歯をたてる。彼の皮膚は、柔らかくメローネの歯を押し戻した。十分に堪能をしてから一旦、彼から顔を遠ざける。ちらりと、ディアボロの様子をうかがった。眠ったまま、微かに眉をひそめている。しばらくそれを眺めていたが、やがて彼が起きないのを知るとメローネはもう一度ディアボロに顔を近付けた。
ペロリと、相手の唇を舐める。そしてついばむように軽く口付けた。しばらく下唇と上唇の割れ目を舌でなぞっていたが、やがてぬるりと、なんのためらいもなくディアボロの口腔内に舌を入れる。
「んっ・・・」
無意識なのか、ディアボロは小さく呻くような声をあげた。朝でまだ声帯を使っていなかったせいか、その声は少しかすれていた。ぞくぞくとメローネの体が震える。初めて聞くその声は、ひどく官能的な響きだった。
彼の体中に手をはわせながら、もう片方の手でしっかりとディアボロの顎をつかむ。角度を変えながら、メローネは更に深く口付けた。いやいやをするように相手は顔を逸らそうとしたが、顎を掴まれているのでそれもできない。手加減せずにキスをされていたため、だんだんと呼吸が辛くなってきたディアボロは、うっすらと瞳を開けた。その瞬間、片目だけを隠しているメローネと目があって、すぐに覚醒したように大きく目を見開く。それに気が付いたメローネは、名残惜しげに下唇を食んでから、ゆっくりと顔を離していった。互いの唾液が糸を引き、やがてディアボロの裸の胸の上にしたたる。それを信じられないような顔で、ディアボロは見ていた。
「おはよう、でぃあぼ・・・」
「死ねッ!」
メローネが言い終わる前に、ディアボロは上体を素早く起こしながら振り上げた右ストレートを彼の頬へ綺麗にヒットさせた。がくっと体が仰け反ったが、それでも彼の体はまだベッドの上にとどまった。毎日、チームのメンバーにセクハラをしてそのつど殴られている。彼は非常に打たれなれていた。
口の中を切ったのか、口の端から一筋血が流れる。それを指先で拭ってから、メローネはそれを舐め取った。横目でディアボロを見て、にっと笑う。それを目撃したディアボロは、小さく顔を引きつらせた。
「リゾット・・・おい、リゾット!この変態をなんとかしろ!」
これだけ騒いでも未だにぐっすりと眠っているリゾットの肩を揺らしながら、ディアボロが叫ぶ。寝苦しそうに小さく呻いてから、リゾットはうっすらと目を開けた。いつの間にか人間の姿に戻っていたディアボロが真先に目に入り、口の中でなにかを呟く。
「なに?なんて言った?」
尋ね終わるか終わらないかの瞬間に、リゾットは腕を伸ばしてディアボロの肩を掴む。寝起きとは思えないほどの力に、ディアボロは一瞬面食らったような顔をした。
何事かと、メローネは二人の様子を観察する。このままそっとしておけば、なにかいいものが見れるような気がした。
そんな彼の考えを知ってか知らずか、リゾットは強い力でディアボロの体をまたベッドに沈める。ギシギシと耳障りなベッドの軋む音を聞きながら、彼は少しだけ体を起こしてディアボロを見下ろした。その目はまだ完全に覚醒していないのか虚ろげだ。
「リゾット?」
「・・・か?」
「なんだ?」
「犯しても、いいか?」
「・・・は?」
相手の答えは聞かずに、リゾットはディアボロに口付けた。朝から腰の砕けるような深い口付けを二回もされ、そろそろ頭が混乱してくる。そもそも、リゾットは自分からこんなことをしてくる男だっただろうか。いつもいつも、こちらから誘わなければ触ってすらこないというのに。
しかし普段は非常に淡白な方であるリゾットも、やはり男だった。昨日、あの風呂での出来事から相当我慢していたらしい。今朝になって、寝起きで理性が緩くなった時に裸のディアボロを見て、彼の中でなにかが切れたようだ。
「わお、これってもしかしてすごく美味しい状況?」
顔が自然とにやけてくるのを抑えないまま、メローネは重なり合ってる二人を見て弾んだ声で言った。
ディアボロはディアボロで、最初こそ驚いてはいたが、元々精力的なタイプの上に、珍しくリゾットが積極的なので、満更でもなさそうに相手の好きなようにさせている。
「リーダー、俺も混ぜてくれよ」
言いながら、リゾットの肩に手を置いてねっとりと首筋から耳にかけてをねぶる。すると、彼は小さく声を上げて体を震わせた。それを見て一瞬だけディアボロがメローネを睨んだが、拒絶はしない。とりあえず、リゾットが居ればいいらしい。もしくは、ただたんに欲求不満なだけか。
三人とも、朝からずいぶんと精力的だった。しかし朝というものは、どこの国でも時間が足りないものである。突然、部屋の扉が開いたかと思うと、プロシュートが姿を現した。
「メローネ。リゾットを起こすのにいつまでかかってんだよ。とっくに朝食の準備は・・・」
本日の食事当番であった彼は、室内の様子を見て一瞬固まる。メローネがこのチームの誰かにセクハラをしているのは日常茶飯事だ。もう慣れた。だからこそ目が行くのは、見慣れないピンク色の髪を持った男。
「おい、リゾット、メローネ。誰だ?その男は」
またしても邪魔が入り、ディアボロは額に青筋を立てる。しかしそれ以前に、もう彼が猫だということを隠しておけそうになかった。
END
そして次に続く。
あれ、猫がいない・・・?
でもテレビでやるのは耳をすませばなんですよね。猫の恩返しをやればいいのに。空気読め。
べ、別にバロンが見たいわけじゃないんだからね!
猫の恩返しはみたことがありません。前テレビでやってたときにみておけばよかったと後悔してます。
面白いんでしょうか。一度は見ておきたいです。べ、別にバロンが(ry)
なんだかんだで今一番見たいジブリはもののけ姫ですが。
アシタカは酷い男です。女の子からもらったものをまた女の子にあげるんだから。
小学生の時にはじめてそのシーンをみて何年も経つけど、いまだにあの行動の意味がわかりません。なんだったんでしょうかね。
続きは拍手お返事
プッチ、なに殺してるんだよ、プッチ。
あのシーンをみると昔から二人は仲が悪かったんじゃないかと思いますよね。主にディオを巡って。
私の好きになるキャラは死亡率が高すぎて困ります。SBRでいうとリンゴォとかサンドマンとか。
なんでサンドマンは敵になったんだ。どのキャラよりも一番最初に出てきた人なのに。
ウェカピポもそのうち死ぬんじゃないかと思います。ウルジャン読んでないからわからないけど。
彼は死ぬか妹と再会するかの二つしか道がないように見えます。荒木的に考えて。
最近凄く三部ディオ×六部ジョンガリが見たいのです。
以前、ディオ×子供ジョンガリを書いたけど、やっぱ私に子供受けは無理だという結論にいたりました。ジョンガリは三十路だからこそ良いのです。元軍人だから良いのです。
見たくてもジョンガリを扱っているサイトがあるかどうかもあやしいですけど・・・。
もしディオが生きてたらジョンガリはどんなふうに生きてたんでしょうね。軍人をしながらディオに仕えてたんでしょうか。
なんかもうね、ジョンガリのことを考えると切なくてしょうがないんです。
幼くして一人の男に身も心も捧げて、その人のために生きて死ぬのを疑わなかったはずなのに、ある日日本から来た高校生に自分の心の拠り所を奪われるなんて。
ディオが死んでからジョンガリは毎日後悔をしながら生きてたんじゃないかと思います。自分がディオになにもしてあげられなくて。守れなくて。
そう考えると復讐もしょうがないんじゃないかと思います。
そう考えるとだからこそ円満なディオ×六部ジョンガリが見たいです。
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
メール(☆を@に)
管理人>>シノハ。 または篠葉 零
サイト名>>なんでもない
BKM
Na-2
風人インク
ROAM青
Nonsense
SAVA味噌
Red field
Caucasia
△デルタ▽
Beneath the Surface
Curtain-fall
Ng
無断とか本当にすみません…
その他
なんでもない
管理人の創作サイトです。
おっさん・人外・幼女中心で携帯観覧推薦。
現在こちらをメインに更新中。
ジョジョラーでケモナーでおっさん&おじいちゃんスキーでSHK国民。
最近はfkmt作品に手を出してます。
乙一作品と三原ミツカズ作品と藤田和日郎作品も好き。
節操なしの浮気性です。