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おっさんと人外を中心によろずっぽく。凄くフリーダム。
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パラレルな男と猫な話の続き。
たまにはボスもデレるよ。そしてリゾットは頑張る。

 

 

 


 猫は人間の姿で一人街を歩いていた。敏感な者なら、猫からほんのわずかに血の臭いがしていることに気が付いたかもしれない。
 つい先ほど、人間を一人殺してきた。男に頼まれてのことだった。こうやって時々、猫は男に暗殺を頼まれる。人間を殺すのは抵抗がないからいいのだが、その間は男の血が飲めなくなるのがつらい。彼が欲求不満になって別の人間のところへ行っていないかも不安だ。
 そう思うと、自然と速足になる。早く男の元へ帰り、あの白い首筋に噛み付きたかった。血をもらいながら、彼を抱きたい。
 仕事は終ったと男にはもう連絡をしてあるから、彼も待っていることだろう。彼に頼まれて誰かを殺した日は、いつもよりほんの少し、男は猫に甘い。おそらくは彼なりのご褒美のつもりなのだろう。もしくは単純に自分の邪魔者が減って嬉しいか。
「お兄さん、そんなに急いでどこに行くの?」
 まぁ後者だろうな、と思いながら歩を進めていると、妙に甘ったるい声の女に尋ねられた。無視をしようとしたが、腕を掴まれてしまう。眉をひそめながらそちらを見ると、やけに肌を露出した若い女が媚びるように猫を見上げていた。すぐに彼女が娼婦だということに気が付く。確かに、今は彼女達が仕事をするような時間帯だった。
 猫は舌打ちをしかけるが、すんでのところでこらえる。人間の姿でいると、なにもしなくてもこうやって女が寄ってきた。おかげで以前は血肉には不自由していなかったが、今では邪魔者以外の何者でもない。
「急いでいる。その手を放せ」
「そんな怖い顔をしないで。綺麗な顔が台無しよ」
 甘えるように、女は猫の腕に胸を押し付けるようにして密着してくる。きつい香水の匂いが酷く不快だった。暗殺の任務のせいでしばらく血を飲んでいないのも手伝って、胃がむかむかとしてくる。反面、猫に寄生しているムシは宿主の意思に反してすぐにでも血肉を欲しがっていた。
 悪食め、と猫は内心で笑う。お前らは美味かろうが不味かろうが、血肉ならなんでもいいのか。猫としてはこんな香水のきつい女の血よりも、美味い男の血がいい。しかしここでお預けをして、ムシ達に自分の血肉を喰われるのも困る。
 しょうがない、と猫は小さくため息をついた。少しこの女を喰ってから帰ろう。
「いいだろう。お前を買ってやる」
 猫の言葉に、女は嬉しそうに笑った。
 女に連れられて、猫は近くのボロいホテルに入る。娼婦がよく利用するホテルなのだろうと猫は思った。全体的に精の臭いがこびり付いているようで、気分が良くない。鼻がよすぎるのも考えものだ。猫は早速、安易に女について来たことを後悔した。
 早いところ終わらせてしまおうと、猫は部屋に入った途端に女をベッドに押し倒し服を脱がせていく。
「もう、せっかちね」
 女はそう言いながらも、楽しそうに笑っているだけだった。どうして猫が性急にことを行おうとしているか、その真意を知らないのだからしょうがない。
 女の白く柔らかな体を抱きながら、そういえば男以外を抱くのは久しぶりだということに気が付いた。高い声で喘ぐ女を見ても、猫は酷く冷静だった。彼が相手ならもっと興奮するというのに。自制がきかなくなるくらい、行為に没頭するというのに。
 それくらい彼とは体の相性がいいのかと猫は考えながら、女の首筋に舌を這わせた。早く血を飲んで、終わらせて帰ろう。そう思いながら、猫は女の首筋に噛み付いた。容赦なく皮膚に牙を突き立てると、血が溢れてくる。それを嚥下しながら、やはり彼の血以外は不味いと思った。
「な、なに・・・?!」
 女が困惑したように言い、視線だけを動かして猫を見る。自分の血を飲んでいるその姿を目にして、女は悲鳴をあげた。泣き喚きながら暴れ始める。猫は一度彼女の首筋から口を離すと、顔をあげて相手を見下ろした。女は恐怖に震えながら顔を蒼白にさせている。そして一言、言った。
「化け物・・・!」
 不思議な言葉を聞くように、猫はそれを聞いた。一瞬、なぜ自分がそんなふうに言われたのかがわからなかった。だが次第に、これが普通の反応だということを思い出し始める。男を相手にしてばかりだったから、忘れていた。これが普通だった。400年間、人間が猫に向けてきた言葉と表情だった。
 自分はもう普通の猫ではない。人間に可愛いがられることもない。ずっと男と一緒にいたから、そんなことすら忘れてしまっていた。
 思わず猫は喉を鳴らして笑ってしまう。そして自分の下から抜け出して逃げようとしている女の髪を鷲掴みにした。
「ありがとう、思い出させてくれて」
 恐怖に染まった目で、女は猫を見る。その目が不愉快だった。男はそんな目で猫を見ない。
「人間に優しくする必要は、どこにもなかったんだったな」
 猫は大きく口を開き、女の喉に噛み付く。彼女は渾身の力で抵抗したが、それを押さえることは造作もないことだった。やがてゴキンとなにかが折れる音がする。猫が女から口を離すと、その体は力なくベッドに沈んだ。もう彼女が動くことはないだろう。
 最初は殺すつもりなどなかった。しかし男を優しく扱うことに慣れたからといって、彼女にまで優しくする必要はなかったのだ。男に出会う前までは、これが普通だった。人間は殺してから喰っていた。
 とはいえ、猫はもうこの女を喰らう気はなくなっていた。先ほど彼女が声をあげたから、もしかしたらそれを聞き付けて人がやってくるかもしれない。それに早いところ男の元に戻りたかった。自分と同類の男の元へ。
 猫は急いで服を着ると、部屋の窓に手をかけて開け放つ。夜の冷たい風が頬を撫でた。ここは3階だが、問題はない。猫は窓枠に足をかけると、なんのためらいもなくそこから飛び下りた。


 これ以上人間に声をかけられないように猫の姿に戻って走っていると、雨が降ってきた。最初はまばらに降っていたが、すぐに土砂降りに変わった。銀色の毛は瞬く間にずぶ濡れになった。あの女にかまわなければ雨が降りはじめる前に帰れていたと思うと、猫は歯噛みしたくなった。
 やっとの思いで、猫は男の家までたどり着く。外から寝室であろう部屋を見上げれば、意外にもまだ明かりがともっていた。普段なら彼は寝ているはずの時間帯だった。
 猫は玄関にあがり、一度体を震わせて大雑把に毛に含まれた水気を飛ばす。それでもまた体から水をしたたらせながら、男のいる寝室に向かった。廊下を汚すなと怒られるだろうが、それでも早く会いたかった。
 自分でも不思議なくらい焦っているのがわかる。そんなに化け物呼ばわりされたのが堪えたのか。なにを今更、と鼻で笑おうとしたが、猫の足は止まらなかった。
「今、戻った」
 言うと、ベッドサイドに腰をかけて本を読んでいた男は顔をあげた。ずぶ濡れな猫を見てわずかに驚いたような顔をしたが、すぐに本を閉じて小さく笑う。怒られると思っていたので、彼のその反応は意外だった。
「ずいぶんと遅かったじゃないか。途中で車に弾かれたんじゃないかと思っていたぞ」
 いつもと同じ皮肉っぽい調子だが、どこかニュアンスが違う。違和感の正体を探して猫は、まさか、と思った。しかしどうしても、そんな都合のいい解釈をしてしまう。まさか彼が自分の帰りが遅いのを心配していたのではないかと、思ってしまう。
 実際のところはどうなのかはわからない。違和感を感じるのは猫の気にしすぎなのかもしれないし、直接男に確かめようにも彼は素直に真実を言う性格ではなかった。だから猫はあえて男には聞かない。自分の都合のいい解釈で十分だ。たとえそれが真実じゃなくても、男が心配をしてくれていたと思うと嬉しい。
「ずぶ濡れだな。後で廊下を綺麗にしておけ」
 誘うように男がこちらに手を伸ばす。後で、ということは、今はしなくてもいいということだ。猫はそう考ながら彼に近づき、伸ばされた指先を舐める。すると体を抱き上げられた。男が自分も濡れるのを気にしていないように抱きしめてきて、猫は冷えていた体が急に熱を持ちはじめてきたことを自覚する。どうしようもないほど、興奮した。こちらも人間の姿になって、男を抱き返したいと思う。そしてこのまま彼をベッドに押し倒したかった。
 だが不意に、男の体が強張る。何事かと思い、猫は彼を見上げた。しばらくなにかを吟味するように黙っていた男だったが、やがて小さく呟く。
「なぜお前から、女ものの香水の匂いがする?」
 それを聞いた瞬間、しまったと猫は思った。先ほど抱いた女の香水が、体について残っていたらしい。雨でびしょ濡れになっても匂いが落ちなかったということは、それほど相手と体を密着させていたという結論に達するのは容易だ。
「ここへ来る前、女を抱いたな」
 抑揚のない声で男は言う。
「しかも、血を飲んできた」
 普段から血を流し、猫に与えているから男は血の臭いに敏感だ。だから気が付かないはずがない。
 猫は一気に興奮が冷めてくるのを感じた。それと同時に焦りを覚える。やはり安易な行動はとるべきではなかったのだ。確かめるまでもなく、男が怒っているのがわかる。彼のここまでの怒気を感じるのははじめてだった。
「貴様、何様のつもりだ?」
 声を荒げないで、淡々とした口調なのが逆に男の怒りを如実に物語っているようだった。
「私には他の者に抱かれるなと言っておきながら、自分は女を抱くだと?以前、貴様が私の物になると言ったのは嘘だったのか」
「それは・・・」
 嘘じゃない、と言おうとしたがすぐに無駄だと思い口をつぐむ。今は言い訳をするべき時ではない。ひたすらに、男に謝らなければいけない。
 再び口を開こうとした瞬間、男にきつく睨まれた。
「ふざけるな・・・!」
 男は猫の首根っこを掴むと立ち上がった。そのまま大股で窓の方へ歩く。
「なにを・・・」
「貴様などもう知らん。他の人間の元へ行くなり、野垂れ死ぬなりしてしまえ!」
 窓が開け放たれ、まだ雨が降り続けている外へ放り投げられた。男の寝室は2階だ。当然、猫の体は落下していく。いきなりのことに猫は目を白黒させたが、なんとか地面に着地した。すぐに顔をあげて寝室の方を見る。ピシャリと音を立てて、窓は閉められた。人影が離れてゆく。
 今のことは完全に、自分が悪い。その場に座り込み、うなだれながら猫は思った。それがわからないほど、猫も馬鹿ではない。
 男が怒るというのは、少し考えればわかることだった。人に言っておきながら、自分が実行をしないというのを彼のような性格の男が許すはずもない。先ほどの様子では、猫がいない間も男は他の人間のところへ行ったようではなかった。それが余計に彼の怒りを助長させているのだろう。
「俺は、なにをしているんだ」
 知らず知らずのうちに、浮かれていたのかもしれない。男は自分だけには甘いと、心のどこかで思っていた。だから普段なら簡単に見極められるような、レッドゾーンに気付けなかった。
 男にもう知らないと言われてしまった。他の人間の元へ行け、と。ありえない、と思った。他に誰の元に行けというのだ。誰も化け物である自分を受け付けない。唯一傍に置いてくれたのが、男だったのに。
 男に会ってから、猫は弱くなってしまった。今までなら一人でいようが、化け物呼ばわりされようがなんとも思わなかった。しかし男と会ってから、元は自分が普通の飼い猫であったことを思い出してしまった。人間に撫でられる気持ちよさなんて、400年も忘れていた。男は昔の飼い主のように、普通の猫にするように体を撫でてくれるから嬉しかった。
「・・・飼い主、か」
 そういえば、と思う。どうやって、自分と飼い主は別れたのだろうか。400年前、猫は道を歩いていたら地面から突き出していた突起物に足を引っ掛けて怪我をしてしまった。気になってそれを前足で掘り返してみると、矢のような形をしていたのを覚えている。
 怪我は大したものではなかった。しかし傷口からばい菌が入ったのか、次の日に高熱を出してしまい一週間も苦しんだ。それからだ、ムシに寄生をされたのは。あの矢のようなものが、直接的な原因だったのかはわからない。しかしあの時から、他人の血肉を取り込まなくては生きていけない体になった。
 ここまではいい。ちゃんと覚えている。しかしその後、自分がどういう行動に出たのか猫は詳しく思い出せないでいた。飼い主の記憶もそこで途切れているから、飼い主の前から姿を消したのだろうが。
 その場から一歩も動かないまま、猫は雨に打たれ続けていた。雨足は衰えない。体も冷えていく。どこか雨をしのげる場所に移動すればいいのに、動けなかった。
 どのくらいの時間、そうやっていたのかはわからない。寒さで体が痺れてきた頃、視界に靴を履いた人間の爪先が映りこんだ。
「なにをしてるんだ、お前は」
 心底から呆れたような声だった。猫が顔をあげると、そこには傘もささずにこちらを見下ろしている男がいた。声同様にその表情は呆れかえっていて、怒っている様子はない。
 まさか彼が自分の前にやってくると思っていなかったので、猫は驚いて声が出せなかった。
「馬鹿みたいにそんなところに座りこんで。どこにでも行けばいいだろう」
 この場から立ち去れと言われた気がして、猫は胸が苦しくなった。
「行き場がない」
「それでも、雨のあたらない場所なんていくらでもある」
「ここを動いたら、もうあんたには会えないと思った」
 男がわずかに眉間に皺を寄せる。雨に濡れて長いピンク色の髪から水がしたたった。
「そんなに私の血は美味いか。もう口にできないのが惜しいほどに」
「違う、そうじゃない」
 はっきりとした口調で、男の言葉を否定する。
 男の血は美味い。それは事実だ。きっとこれから先、彼ほど美味い人間なんていないだろう。顔も猫好みだし、体の相性も抜群だ。しかし性格が悪い。横暴で意地悪で、他人のことを道具のようにしか思っていない。すぐに拗ねるしわがまま。出会ってまもなかった頃は、何度喰い殺してやろうと思ったことだろう。
 でも男は猫を畏れなかった。それどころか、自分の手足のように使ってくる。猫使いが荒くて、口を開けば文句ばっかり言ってくるくせに、時折優しく体を撫でてきた。それが気持ちよくて額や体を彼の手に擦り寄せると、やはり猫だな、と苦笑しながら言った。
「俺はあんたと一緒にいたいんだ」
 それが今更になってようやく気が付いた本心だった。
 男は表情を変えないまま、しばらく猫を見る。猫もまた、男から視線を外さなかった。
「私はそんなふうには思っていない」
「わかってる」
「家に居座っているから置いているだけだし、抱かれるのも貴様の顔と体が好きなだけで、そこに心は一切ない」
「それも、わかっている」
 ただ猫が勝手に男の傍にいたいだけだから。
「だから、俺を飼ってくれ」
 猫の言葉に、男はゆるく目を伏せて深くため息をついた。そのままなにかを考えるように、瞼を開けない。互いに動かず声も発さないまま、雨に打たれ続けた。
 やがて男は瞼を開けると、呟くように言った。
「人間の姿になれ」
 言葉の意図がわからずに、猫はわずかに首をかしげる。なぜこの話の流れで、その言葉が出てくるのだろうか。しかし早くしろと男に促されて、猫はわけもわからないまま人間の姿になる。その瞬間、男の拳が綺麗に猫の左頬に決まった。
「・・・ッ!」
 まったく予想をしていなかったので、まともにダメージを受けてしまう。なんとか持ち堪えて地面に崩れることはなかったが、口の中が切れたのがわかった。
「流石に猫の姿のままじゃあ殴りにくいからな」
 右手を開いたり握ったりしながら男が言う。未だに状況が把握しきれないまま猫が男を見た。目が合うと、彼はフッと口端をつり上げて笑った。それからこちらに背を向けて歩き出す。家の中に戻るらしい。
 猫がどうすればいいのかわからずにその場に立ちすくんでいると、彼は振り返った。
「来ないのか?」
 先ほどの一発とこの言葉で、全てが許された気がした。
 猫は男に駆け寄り、その体を抱きかかえる。軽々と持ち上げられた男は一瞬面食らったような顔をしたが、すぐに降ろせと声をあげた。猫はそれを無視して家にあがると、一直線に寝室まで男を運ぶ。抱いたまま体を横たえらせてから、強く男を抱きしめた。
「俺が悪かった。もう他の人間は抱かないし、血ももらわない」
「当たり前だ、馬鹿」
 猫は冷えきってしまった男の体に何度も口付けをする。いつもならうっとうしいと怒られるが、今日はなにも言われなかった。
「寒い」
「温めてやろうか」
「どうやって?」
「わかってるくせに」
 ゆるく笑うと、彼も挑発をするように艶やかに笑う。
「精々飼い主には、誠心誠意尽くすんだな」
「それだといつもと変わらない気もするが」
 軽口を叩きながら、猫は誘われるまま男に深く口付けをした。


END

 

 

猫なのに言動が犬、ふしぎ!
ここで完結してもいいような感じですが、あと2話くらいあります。
最近この二人が怖いぐらいラブラブすぎて逆に殺伐としたものが書きたくなってきますね。
 

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シノハ
性別:
女性
自己紹介:
1月14日生まれの新潟県民。

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最近はfkmt作品に手を出してます。
乙一作品と三原ミツカズ作品と藤田和日郎作品も好き。
節操なしの浮気性です。
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