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おっさんと人外を中心によろずっぽく。凄くフリーダム。
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春休みにもなったことだし、いい加減ラスボス直前で放置プレイをしてるPS2版TORをクリアしようと思うのですが、やる気がでません。
なんでRPGってクリア直前になると急にやる気がなくなるんでしょうか。
やっぱり終わってしまうのが寂しいから?
しょうじきもうユージーンを使えないんだと思うと寂しいです。二周目に行けって話しなんですけどね。でも二周目に行く気力がないです。
アニー・・・アニーさえいなければ・・・!
アニーが使えない子すぎて困ります。TORはそんな無理やり回復キャラいらないしこれといって便利な技もないし。
普段使うのはヒルダ、マオ、ユージーンの誰かです。使ってて楽しいのは術者二人。なんだかんだで一番使いやすいのはヴェイグ。でもユージーンを使うのは愛ゆえ。
ユージーン本当に可愛いよ。いのまたキャラのおっさんが大好きです。それにプラス獣人という最強設定。大好きすぎる。
TORは聖獣さえもっと出てればTOE並の神作品となってました。本当に惜しい。
聖獣はなんであれだけ凝ったデザインしてて出番が少ないのか本当に意味がわからない。ずっと各キャラが召還とかできるんだと思ってました。
フェニアとシャオルーン総攻めでいいと思います。

テイルズはいつになったら新しいいのまたテイルズをPS2で出してくれるんでしょうか。もう藤島はお腹一杯よ!
ていうかもうPS2で出してくれないのかな?
藤島テイルズはおっさん分が足りなすぎる。リーガル以外におっさんいなくね?
なんで藤島テイルズは男の長髪キャラが多いんでしょうか。好きなのか。
新作テイルズ二つのキャラがぱっと見で私の苦手そうなキャラが多い。でも犬と猫は気になる。TOS続編はなんかパッケージの後ろらへんにたくさん人外が描いてあるけどそういうゲームなんでしょうか。
とりあえずいい加減いのまたテイルズのファンダムを出してください。できればPS2で。

最近気になるゲームは、今更感もするけどポイズンピンクです。
冬休みの時に0083を見てたらしょっちゅうポイズンピンクのCMをやっててずっと気になってました。
中古で2000円ぐらいで出るようになったら買う。と、兄に言ったら、お前それまでに飽きるだろ、と言われました。
舐めんな!私は買ってから飽きることはあっても買う前に飽きることはない!(…)




続きは拍手お返事です。
サイレントの方も押してくださってありがとうございます!一人でにやにやしてます。
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以前に書いたドッキリ食事会トリディア(…)の続きです。多分。
ジョルノとトリッシュは5部のSコンビ。・・・だと勝手に思ってます。

 

 


 トリッシュとディアボロが一緒に住み始めてから一ヶ月ほどが経った。最初はぎくしゃくしていた二人も、最近ではこの生活に慣れつつあるらしい。しかしそうなってくると面白くないのがジョルノだった。なにか面白いことが起こると期待して、わざわざ家まで建てたというのに、何事もなく日々がすぎていくなんて。
「つまらないです」
「別に私達はあんたを楽しませるために生きてるわけじゃないから」
 不満げに言うジョルノに対し、トリッシュは手元に広げている本から目を逸らさずに冷え冷えとした口調で言う。そもそも普通に生活するだけなのになにか面白いことが起こるとか、ありえないだろう。もしそんな頻繁になにかが起こるようならば、泣いて頼まれてもディアボロとは一緒には住まない。自分がいきなり一人暮らしをしたいと言い出したらあの男は本当に泣きそうだな、とトリッシュは本をめくりながら思った。彼と暮らすのに不満はないが、多少過保護すぎる気がする。他の家庭の父親が、どうなのかは知らないが。
「さっきからなにをそんな熱心に読んでるんですか?・・・ワイン?」
 ジョルノがトリッシュの手元を覗き込む。彼女が読んでいた本には、ワインについてなにやら事細かに書かれていた。意外、といえば意外だ。彼女は普段、酒など飲まない。というよりも、自分の気に入ったミネラルウォーター意外は積極的には飲もうとしない。どういう心境の変化かと、ジョルノはトリッシュを見る。彼の視線に気が付いたトリッシュは、一度本から目を上げると、小さくため息を付いた。
「・・・あの人、ワインが好きみたいだから、少し勉強をしてみようと思って」
 その言葉に、ジョルノはなるほど、という顔をする。
「ボスと仲が良いみたいで大変結構です。ホント、嫉妬する」
「せめて口に出して言うのは本音か建前かのどっちかにしてくれる?」
 やはり冷え冷えとした口調で言いながら、トリッシュは本を閉じた。この変人の相手をするのは疲れる。このぐらい変人でなければ、巨大な組織であるパッショーネのボスなんてやってられないのだろうが。ということは、以前のボスだったディアボロも変人なのだろうか。そう思って、トリッシュは自分の考えを否定できなかった。ボスという立場を維持するためだけに引きこもりになっていたのだ。十分、変人の域だろう。
 彼はしばらく前まではジョルノの能力によって永遠に死に続けていたが、組織に優秀な人材が欲しいというジョルノ自身の願いでまたパッショーネに戻ってきていた。というよりも、無理やり戻されていた。本人はジョルノの下で働くなど嫌だと散々渋っていたが、結局トリッシュに説得されたりジョルノに脅されたりして、今に至っている。
 もちろん、ほとんどの人間は以前のボスがまだ組織にいるなんて知らない。ディアボロの存在は隠されていて、彼もまたそれを望んでいる。デスクワークのような自宅で出来る仕事を押し付けているため、今も昔も引きこもりということに変わりはなかった。彼のスタンド能力が必要な任務がある時は、トリッシュとコンビを組ませているが、そんなこともほとんどない。
「ボスは家ではどんな感じですか?相変わらず、アルコールの力を借りないと娘とまともに会話ができないとか」
「流石にもうそれはないわね。普通に会話する程度は慣れたみたい。気を使われるとこっちも気を使っちゃうから助かるわ」
「あなたに気を使うなんていう神経があったんですか?初対面の男に服を脱がせて、それで手を拭いたあなたが」
「・・・そうね。とりあえずジョルノは人の振り見て我が振り直せ、という言葉を辞書で調べることをお勧めするわ」
「さぁ?なんのことでしょう」
 白々しい。トリッシュはジョルノを睨む。しかし相手は涼しい顔をしたままそれを流した。馬が合わないと思う、この男とは。以前ミスタから自分とジョルノは性格…というか、行動パターンが似ていると言われたことがあるが、それはタチの悪い冗談だとトリッシュは思っていた。実際はあながち冗談ともいえないのだが。
 ジョルノは自分がボスとなった今も、ディアボロのことをボスと呼んでいる。トリッシュは嫌がらせてそう呼んでいるのだと思っていたが、以前に本人自身が違うと否定していた。
『別に名前で呼んでもいいんです。でも、彼の名前ってなんか舌を噛みそうですよね。だから、ボスって呼んでるんですよ』
 イタリア人ってなんでこんなめんどくさい名前なんですかね、なんて、本当にそう思っているのか疑問に思うくらいいつもと変わらない口調で言っていた。それを聞いて、トリッシュは彼の本名はハルノという名前なのだと以前聞かされたのを思い出す。彼は半分日本人の血が入っているらしい。日本人の名前の方は舌を噛むことはなさそうだが、言いづらい。これが文化の違いかと、トリッシュは思った。ともかく彼の言い分は、ディアボロなんかのために万が一にでも舌を噛みたくない、ということなのだ。そんな理由だと、逆に嫌味でボスと呼んでいた方がまだましのような気がする。
「今日、家に帰る時にワインを買って帰ろうと思うんだけど、なにかお勧めとかはないの?」
「ボスのために買うんですか?」
 気を取り直して尋ねると、逆にジョルノが尋ね返してくる。なんとなく、面白くなさそうな顔だ。自分とディアボロが一緒に住むのを前面バックアップすると言ったのはどこの誰だと、トリッシュは内心で相手を罵った。自分に嫉妬するぐらいなら初めからあんなことをしなければよかったものを。以前にレストランで大衆の面前で恥をかいたことを思い出し、無意識にジョルノを睨んでしまう。それに気が付いて、トリッシュは一度目を閉じた。自分に落ち着くように言い聞かせる。ここで彼を責めてもしょうがない。
「家事とか家のことはすべて任せてるから、少しは労わってやってもいいでしょう?そうじゃなくてもただでさえあんたからたっぷり仕事を押し付けられてるのに」
 後半は嫌味っぽく言ってやる。本当ならジョルノが処理しなければいけない重要な書類の類も、ディアボロは押し付けられていた。本人は今まで自分がやっていたことなので、あまり苦に思ってはいないようだが。
「家事?あの人、料理とかも作ったりするんですか?」
 妙な所に食いついてきたジョルノを不審に思いながらも、トリッシュは頷く。元々人を寄せ付けずに一人で引きこもっていたため、自然とそんな家事をこなす能力が身についたのだろう。正直、彼の料理はそこら辺の店で出てくる料理よりも美味しい。
「僕のよく行くお店に、良いワインが置いてあるんです。そこでワインを買ったら、行きましょう」
「どこに?」
「もちろん、トリッシュの家にですけど」
 あまりにも自然に言われ、一瞬あぁそうか、と納得してしまいそうになった。一言だって、家に来いと誘ってはいないのに。
「ジョルノも来るの?」
「もちろんです」
「誘ってないけど」
「僕が勝手に行くだけなので、気を使わないでください。夕食をご馳走してくれるだけで結構です」
 なんて図々しい男だ。トリッシュはディアボロが料理を作ってくれるのだと言ったことを後悔した。よく考えれば、自由奔放でディアボロ大好きなジョルノがその話を聞いて黙っているはずがない。なんとかこの男を諦めさせる方法はないかと、トリッシュは頭を捻った。
「聞いて、ジョルノ。あの人は凄くあなたのことが嫌いなのよ。もう顔も見たくないと、いつものように言っているわ」
「ボスが僕のことを嫌いなのと、僕がトリッシュの家に行くのとに、なんの関係があるんですか?」
 心底不思議そうな顔で言われてしまう。この男にはなにを言っても駄目なのだ。トリッシュはそう思った。
 もう一度、今度は深いため息を吐く。自分にこの状況は回避できそうにない。トリッシュは心の中で自分の帰りを待っているであろう父に、ジョルノを家に連れて帰ってごめんと謝った。


「お帰り、とり・・・」
 出迎えてくれたディアボロは、最後まで言い終わる前に、玄関にいた人物を見て固まる。
「チャオ、ボス」
 ジョルノに挨拶を返さずに、数秒間固まっていたディアボロは、ぎこちなく視線を動かしてワインボトルを抱えているトリッシュを見た。
「トリッシュ、なんだ、コレは」
「たぶん、見ての通りだと思うわ」
 娘からそう返され、ディアボロはもう一度ジョルノを見る。そして、頷いた。
「わかった。塩を取ってくるからそこで待っていろ」
「えぇ。出来れば粗塩でお願い」
「粗塩か・・・うちにあっただろうか」
「もう、お二人とも冗談がきついですね」
 親子の会話を意に介した風もなく聞きながら、ジョルノは他人事のように言う。結局、このあと本当にディアボロが粗塩を持ってきてジョルノに投げつけていたが、彼はそれをすべてG・Eでテントウムシに変えていた。

 

END

 

 

主夫キャラが大好きです。料理とか出来る男の人って良いですよね。
ちなみに普通の塩より粗塩の方が魔よけに効果があるそうです。


飼い犬に二の腕を噛まれてちょっと泣いた(…)
柔らかいところを噛まれるとほんと痛いです。
二の腕に歯形と青痣が残ってます。
うちの子は気に入らないと飼い主にも噛みついてくる子。
ていうか私絶対飼い主だと思われてないよ。下に見られてる。
でもやっぱり自分の家の犬が一番可愛いです。

ひだまりスケッチの二期が夏に始まるとかで兄が一期アニメを見直してるんで不可抗力でOPを覚えてしまいます。
なんだか知らないけど一期のOP好きです。しゅっくだいだよ~の辺りが頭から離れません。
一期ひだまりの見所はOPと黒髪眼鏡レズっ子だと思います(多少の語弊あり)
そんなこと言って4話までしかみてないんですけどね。

それよりも今から仮面のメイドガイが楽しみでしょうがないです。
PVを見たけどちょっとコガラシの肉が足りなくないですか?ていうか原作も足りてないとおm(ry)
彼はもうちょっとムッチリしてていいと思うよ。そんな男がフブキさんとかなえかにフルボッコにされてるのがいいんです。
いいえ、私はSじゃないです。どっちかというとMです。
アニメ化までに漫画を集めておきたいのに本屋に売ってない。
アニメ化するからずらっと並んでるかと思ったのに!これだから田舎は困る。

風人インクの寄せ木さんのところから奪ってきたバトンをば。
私もボスでいかせてもらいます。

 

 


好きキャラバトン→ディアボロ

▼このキャラのこと好きですか?

好きです。
何年も会ってない娘がいるとか、命を狙われているとか、一回りも歳下な子供にフルボッコにされてるところとか、30代なところとか、原作で引きこもりのくせにいい体をしてるところとか、不憫なところとかが最高です。


▼このキャラのこと何て呼びますか?

ボス・・・以外になんて呼べばいいのか。


▼このキャラのイメージカラーは?

濃いピンク色。いやらしい感じの。
あとは淀んだ紫。


▼このキャラのイメージソングは?

イメージソングというか、人生美味礼讃を聴くと誘い受けなボスが脳内に浮かぶ。
ドッピオ+ディアボロなら若い使者からのレクイエム。
アリプロばっかでサーセン。

▼このキャラの血液型は何型だと思います?

どうしても二重人格キャラだとAB型というイメージが・・・。
 
▼このキャラが出てくる作品の中で「こいつとならくっついても許す!」キャラは?

トリッシュ。
カプじゃなくてもいいからホント仲良くしててほしい。ちょっとギスギスしつつ。
あとはリゾット。

 
▼このキャラと手を繋ぐ、抱きしめられる、キスする。の内、1つが出来るとしたらどれを選びますか?

チキンすぎて「もしも」でも選べない。
私は遠くからボスを愛でているだけでいいです。


▼次に回す5人をキャラ指定で。
 
ボス指定でやりたい方がいたらどうぞー。


しました。すっきりとした感じになってるはずです。
CSSとかしょうじき使い方わからない。
私のパソコンだとちゃんと表示されますが、他のパソコンでどうなってるのかわかりません。なにか不具合とかあったらご連絡ください。

昨日から作業してたんですが、別にまるまる2日使った、ってわけじゃないんですけどね。
途中で先生から借りてきた本を読んでたり、新しくアニメが始まるからと気になってた仮面のメイドガイを試しに原作買ってきて不覚にもコガラシに萌えてたり、それと一緒に買った藤田作品の邪眼は月輪に飛ぶとスプリンガルドを読んで燃えてたりしたので時間かかったんです。
メイドガイは正直ちょっと舐めてた。まさか私がメイド服男に萌えるなんて本当に不覚。しかしその姿に違和感なさすぎて逆に怖い。あんなに違和感のない女装なんて初めて見ました。
コガラシは空回りしてるけどなんだかんだでなえかのために行動してるのがいいですよね。可愛いよコガラシ、可愛いよ。
アニメが楽しみです。しかし原作を読んでしまうとアニメが見れなくなる原作信者な私です。どうなるか・・・。

うちのスロー・ダンサーはジョニィが大好きだけど、ジョニィはどうなのかという話。
さり気無くジョニジャイも目指してみたけどただたんにジョニィがジャイロを虐めてるだけになりました。うちのジョニィは三大S主人公のうちの一人だからしょうがない(残りの二人はジョルノとジョナサン)

 

 

 

 頬に冷たいなにかが軽く押し当てられた。かと思えば生暖かい風が吹いたように感じる。ジョニィはしばらく瞳を閉じたまままどろんでいたが、長いことそれが続いて、ようやくうっすらと目を開けた。もうすでに見慣れてしまった緑色をした優しげな瞳と目が合う。頬に押し当てられていたのはどうやら彼の鼻先のようだ。
「おはよう、スロー・ダンサー」
 まだ半分眠っているようなゆるゆるとした口調で言うと、相手は挨拶を返すように長い舌を出して頬を舐めてきた。
「くすぐったいよ」
 そう言いつつも、自分に甘えてくる初老の馬に思わず頬が緩んだ。上半身を起こしながらS・Dの頬を撫でてやる。馬をあやしてやりながら辺りを見渡せば、すでにジャイロが起きて朝食の支度をしていた。一緒にレースをしているうえで、国が違うというのに互いの食の好みがそれほど違っていないというのは非常に助かる。
「ジャイロ、そこの泉まで顔を洗ってくる」
「俺には挨拶なしかよ」
 彼の言葉を無視しながら車椅子に乗り、すぐ傍にある泉まで向かう。するとなにも言っていないのにその横に寄り添うようにしてS・Dが付いてきた。
 車椅子を動かしながら、この辺りの水辺は今向かっている泉だけだから他の選手も近くにいるかもしれないな、とジョニィは思った。ディエゴにさえ出会わなければそんなことは別に気にすることもないのだが。どうもジャイロの馬とディエゴの馬は仲が悪いらしく、出会うといつもお互い興奮してしまっている。それは馬にとって無駄な体力を消費することになるので、極力ディエゴとは鉢合わせしないようにしていた。しかしジョニィの見る限りではS・DとS・Bは仲が良いように見える。というか、S・Dはレース中に出会ったどの馬とも相性が良いようだった。今まで多くの馬を見てきたが、そういう馬も珍しいな、とジョニィはS・Dの方を見ながら思った。
 結局、泉では誰とも会うことはなく、ジョニィはジャイロのいるところへ戻る。その頃には、すっかり朝食の準備は済んでいた。用意された朝食をジャイロと一緒にとる。馬達の方は少し離れたところで地面に自生している草を食んでいた。
「お前の馬、ずいぶんと懐いてるよな。毎朝起こしてくれるし。俺なんて四年も一緒にいるヴァルキリーからは一度も起こされたことなんてないってのに」
 横目でヴァルキリーの方を見ながら言う。しかし相手はまったく主人の言葉を無視して、S・Dとともに朝食をとっていた。その態度にジャイロは面白くなさそうに鼻を鳴らす。
「あいつ絶対俺のこと主人だと思ってないぜ。敬いってものが見えない。せいぜい友達かなんかだと思ってやがる」
「まぁきみとヴァルキリーの関係はともかく、確かにスロー・ダンサーとはとてもこのレースの直前で出会ったとは思えないよ。まるで昔からずっと一緒に走ってきたみたいだ」
 一度S・Dの方に視線を向けた。こちらの会話を聞いているかのように、時折馬の耳が上下に動いている。
「ここまで懐かれると凄く可愛いよね。少なくともきみの何十倍かは可愛い」
「そもそも俺を引き合いに出すのが間違ってるだろ。お前は俺のことを動物かなんかだとでも思ってるてことか?」
「それは一概には否定できないな」
「いや、否定してくれ」
 朝から疲れたように大きなため息を吐く。ジョニィはそれを無視して黙々と食事を続けた。
「ところでよ、ジョニィはこのレースが終わったらどうするんだ?」
 食事の終わり頃になって、ふと思い出したようにジャイロが尋ねる。漠然とした質問に、ジョニィは少し眉をひそめて彼を見た。
「どうって、なにが?」
「スロー・ダンサーだよ。俺はこの国に来る時はヴァルキリーと一緒だったから、またあいつと一緒に帰るけど、お前はどうするんだ?」
「あぁ、そういうことか」
 納得したようにうなづいてから、ジョニィはS・Dに向かって手招きをする。それに気が付いたS・Dはすぐにこちらに近づいてきた。優しくその額を撫でてやりながらジョニィは口を開く。
「もちろん連れて帰るさ。これほど過酷なレースを一緒に走ってきたんだ、情なんていくらでも移る。故郷に戻って、しばらくゆっくり休んだらまたスロー・ダンサーと一緒に走りたいと思うよ。レースに出るかどうかはまだわからないけどね」
「そうか。馬にとってもその方がいいのかもな」
 大人しくジョニィに撫でられているS・Dを見ながらジャイロが言った。S・Dの表情は心なしか嬉しがっているように見える。
「スロー・ダンサーだけじゃなく、きみも一緒に連れて帰ってもいいんだけど」
「・・・冗談だろ」
「残念、本気なのに」
 本当に残念そうな顔をするジョニィに、ジャイロは顔を引きつらせた。それを見てジョニィは微かに唇をつり上げて笑う。
「さて、そろそろ出発しようか。この辺りには他の選手もいるかもしれないから、動き出すのは早い方がいいだろう?」
「・・・あぁ」
 また泉まで行き、使った食器などを洗う。そして荷物をまとめてそれぞれの馬に積んだ。最後にジョニィがS・Dに乗り込む。
「今日も頼むよ、スロー・ダンサー」
 その言葉に応えるように、S・Dは一つ大きくいなないた。

 

END

 

 

ジョニィとスロー・ダンサーはお互いのことを大切に思ってるけど、恋愛感情ではないといいです。


ゲームのボスの声を聴いたらなんかイケメンボイスで思わず本気で笑ってしまった。
なんかもっと低い声を想像してましたよ。
おかしいな。ボス=低い声っていうイメージが固定される前に一度ボスの声聴いてるはずなのに、そんなことすっかり忘れてた。
たぶんニコニコの影響です。というか中ドルさんの影響です。
低くていい声だけどどこか不憫っぽい響きがあるのが最高です(正直自分でもなに言ってるのかよくわかりません)
ボスって私の中でイケメンって感じじゃないんです。美人2割の不憫な子8割で構成されてます。
別にボスって30代のくせに老けてないし、なんで自分はこんなにボスが好きなんだろう、って考えた結果、原作での不遇さでした。不憫な子大好きです。
でもやっぱり30代じゃなかったらこんなに好きになってないんですが。やっぱり年齢って大事な萌え要素。
ボスはきっと40代になっても老けないんでしょうね。下手したら承太郎みたいに若返っている可能性もあります。もしそうなら顔面殴る。


学校で化学の先生から安彦良和の文庫版ナムジと夏目房之介の手塚治虫はどこにいるという本を借りました。というか貸してくれたというか。
ナムジの方だけまず読んだけど、すごく色気のある絵を描く人ですね、安彦房之介は。
ストーリーも面白い。1巻しか借りてないから続きがすごく気になります。
先生、一気に全部貸してくれたらよかったのに。
しかしなぜナムジを貸す経緯になったのかいまだにわかりません。昨日は最初は夏目漱石の話になって、次に孫の夏目房之介の話になって、最後に手塚治虫の話で盛り上がったのに。
てっきり手塚治虫作品を貸してくれるんだと思ってました。どこでナムジになったんだ。面白いからいいけど。
でもあれだよね、ちょっと教師が生徒に勧めるような内容ではないよね。うちの学校の化学教師はフリーダム。


あと注文していた毒姫とたましいのふたごが届きました。
イカルス王がかっこよすぎてときめきが止まらない。
1、2巻ではわりと普通っぽくて、どうやったらこの人からあの3人が生まれるんだろうと思ってたけど、今回読んで納得。
むしろなんでハルみたいなまともな子が生まれたのかが不思議でしょうがないです。
ガーレはないしんでイカルス王と一緒にいるときは怖くてしかたがなかったんだろうなと思います。そんなガーレを見て王は楽しんでいたはず。
イカルス王は誘い受けだと思います。ガレイカ的に考えて(…)
王が忌み子を殺さなかったのって自分の息子だからじゃなくて、ただたんに退屈だったからなんじゃないかと思えて仕方がないです。たぶん実際そうなんだろうけど。
将来、自分の息子達がなにをしでかすのか楽しみでしょうがなかったんだろうな。
三つ子は今回でずいぶんとリコリスに歩み寄りましたね。カイリコ、良いよ良いよ。カイトが普通にリコリスと会話をしてるのが可愛いすぎる。
こうやって見るとカイトって忌み子じゃないんじゃないだろうかと思います。忌み子ってマオなんじゃ・・・?でもイカルス王は忌み子が自分を殺すかも、って言ってたし。どんなんでしょうか。
4巻が出るのはまた2年後ぐらいになるんでしょうか。長い・・・。
毒姫を読んだあとにたましいのふたごを読むとすごくほのぼのします。
でもリーテとアレックスの死に方が切なすぎて泣いた。一冊読み終わるまでに三回も泣くとか私にとって異例です。むしろ漫画を読んで泣くのが。
最後はリーテもアレックスもハルヒもアキヒもテオもみんなよかったね、って言いたくなります。本当に片割れと出会えてよかった。
しかしリーテ、男か・・・。最後まで気がつけなかった。

花粉と黄砂と猫の鳴き声です、私の中では。
花粉と黄砂は本当になんとかならないんでしょうか。あいつらが私を襲ってくるんだ。
毎年鼻と目をやられます。鼻をかみすぎていたい。なんか捻挫したみたいな痛さがある、なぜか。どうして?
目薬もそろそろ用意しなければいけません。
このご時世なのにいまだに花粉とか黄砂に悩まされてるのってなんなの?やっぱり自然の力はすごい。
そして発情期最中の猫の鳴き声もすごい。
う゛に゛ゃぁぁぁぁぁぁごぉぉぉぉ、て感じです、本当に。
普段は聞けないような層の声を出しますよね。
秋と春にこの鳴き声を聞くと、がんばれ、って応援したくなります(…)
ただ私が風呂に入ってる時に限っていきなり近くで鳴き出すのはやめてください。びくってするから。
なんかいつも見計らったみたいに私が風呂に入ってる時に鳴き出すのはなぜなんだぜ?風呂場の窓をあけたらそこに猫がいるんじゃないかと思うぐらい本当に近くで聞こえるんです。
毎年秋と春に鳴き声が聞こえるから確かにいるんだろうけど、普段はその猫の姿をあまり見ません。うちの近くで飼われてる猫なのに。
猫ってそんなに普段近所で見ないほど昼間は遠出してるんでしょうか。すごいな、猫。
ちなみに近所には犬も沢山います。二軒に一軒ぐらいの割合で犬を飼ってます。
そのわりにあんまり鳴かないから静か。唯一うちの犬が家の前を子供が通った時に吠えるぐらいです。
うちの犬は姿を見ただけで散歩を放棄するぐらいの子供嫌いです。

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HN:
シノハ
性別:
女性
自己紹介:
1月14日生まれの新潟県民。

ジョジョラーでケモナーでおっさん&おじいちゃんスキーでSHK国民。
最近はfkmt作品に手を出してます。
乙一作品と三原ミツカズ作品と藤田和日郎作品も好き。
節操なしの浮気性です。
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