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おっさんと人外を中心によろずっぽく。凄くフリーダム。
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秋葉原の通り魔事件でロリコン系アニメソング(笑)という言葉を見て、以前私が兄に
「私の中で幼女は幼稚園児までだ」
と言ったら、
「お前は真性だ」
と言われたのを思いだしました。
まったくもって心外です。私は幼女は好きだけどそこまでロリコンではないです。それに最近は10歳以下までに妥協してます。
ただおっさんとか人外とからむと萌えるから好きなだけです。
おっさんと人外がいての幼女なのです。

それよりも今回の秋葉原通り魔事件を見てると、なんで本当にメディアはオタ趣味をバッシングしたがるんでしょうか。関係ないじゃん。
もうほんとそっとしておいてあげてください。
将来、私が万が一犯罪を犯した場合、卒業文集とかこのブログとかを全国ネットで晒されると思うと今から死にたくなる。
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私はおっさんも好きだけど主夫と筋肉も大好物です。
8話のアイロンがけをしているコガラシを見たら我慢できなくなりました。
メイドガイは久しぶりに私が安定して見れるアニメ。







 リビングキッチンどころか家中に漂ういい匂いに私のお腹が鳴った。どうやったらそんな筋肉の付いたたくましい指先でするのかはわからないけれど、相変わらず料理がお上手のようで。そう思いながら、私はテーブル頭を突っ伏した。いい匂いの元は見なくたってわかる。コガラシさんがお夕飯を作っているのだ。
「コガラシさーん、ご飯まだぁ?」
「見ればわかるだろう。もう少し待っていろ、このハラヘリご主人め」
 この主人を主人と思っていないような態度。でもまぁいい加減慣れましたけどね。初めからこんな態度だったし。日々の騒動はともかく、家事全般を器用に何でもこなしてくれるので文句は言えない。どうしてそんなに家事をこなせるのだとか、数々の超人的な能力が使えるのだとか、もう考えるのも諦めた。コガラシさんだから。全てはその一言に尽きる。
「どうしてあなたはそんなに美味しいお料理を作れるのかしらね。その腕の1割でもわけて欲しいわ」
「全ては世のため人のためご主人のため、それがこの俺メイドガイ」
 まぁ本人もそう言ってることだし、もうメイドガイの生態についてはほとんど質問をしていない。きっと私達一般人とは別の次元に生きている生き物なのだ。それを理解しようたって、無理な話だ。
 今はこの家には私とコガラシさんしかいない。幸助とフブキさんはお買い物。つまり家には花の高校生と若い男しかいないわけだ。それなのに私はまったく相手を意識しないし、たぶん相手も私を女というよりも主人という目でしか見てないだろう。これは健全なのか?それとも不健全なのか?どっちにしても、色気のないことだと思う。だがしかし、私自身がコガラシさんをそういう対象で見れないのだからしょうがない。
 出会った時から、私はどこまでも(あの態度はどうかと思うが)彼のご主人様だったし、不本意だったとはいえ彼は私のメイドだった。何事もやりすぎてしまうとはいえ、家事をこなしている姿だけを見るならば、コガラシさんはずいぶんと優秀なメイドなのだろう。彼とフブキさんが家に着てから、洗濯物や使用済みの茶碗などが溜まっているというのを見たことがないし、それどころか家の中でホコリを見つけるのも難しい。いったいどうやったらそんな徹底してできるのだろうかと思うぐらいだ。
「そういえばさ、コガラシさんっていつ寝てるのよ。寝てるところを見たことがないけど・・・まさか寝てないんじゃ?」
 いやでも、この超人ならありえるかもしれない。だって家にいればいたでずっと家事をこなして動き回っているし、どうやら私が学校に行っている時は付いてきているらしいし、彼が初めて会った時に言っていたようにオハヨウからオヤスミまできっちりご奉仕されている。気絶していた時は別として、まさかマジで寝てないのか?ということはフブキさんも?
「ククク・・・なにを言うかと思えばご主人、人外でもあるまいしそんなわけなかろう」
 いやいや、流石にその回答は疑問が残るぞ。そう突っ込もうと私は頭を上げる。すると先ほどまでキッチン側の方にいたであろうコガラシさんが目の前に立っていた。気配も足音もなかった。本当にいつもいつも心臓に悪い登場の仕方をしてくれる。
 文句を言ってやろうと、私は口を開きかけた。しかし彼の手に持っていたものを見て思いとどまる。
「食事ができてもご主人弟が帰ってくるまで夕食にはできない。それまでこれを喰って我慢していろ」
 言いながらコガラシさんはガラスの器に綺麗に盛り付けられたバニラアイスをテーブルの上に置いた。
「あ、ありがとう」
 いったいいつ用意した。私はそう思いながら礼を言った。
 しかし夕食前にアイスか。食べてもいいのだろうか。いくら剣道で爽やかな汗を流しているとはいえ、これを食べたらカロリーオーバーではないだろうか。いやでもしかし、せっかくコガラシさんが用意してくれたわけだし……。それに私は、このバニラアイスがコガラシさんの手作りで、それがこの世のものとは思えないほど美味しいというのを知っている。あまりにも美味しいので以前食べ過ぎて体重が増えてしまったことがあるほどだ。どのくらいとは言わないが。過去の過ちをまた犯すか、それともこの絶品アイスを食べるかで私は内心で葛藤する。
「どうした、ご主人。喰わないのか?」
 こちらに銀色の小さなスプーンを差し出しながら、コガラシさんがわずかに首をかしげる。きっと彼にはこの乙女の葛藤などわからないのだろう。
「いらないのなら片付けるが」
「い、いります!だから片付けないで」
 結局私は誘惑に負け、コガラシさんの手からひったくるようにしてスプーンをとった。これだけの量だもの。きっと大丈夫よね。うん、太らない。自分に言い聞かせながら、白いそれをスプーンですくって一口食べる。脳みそがとろけそうなぐらい、甘くて美味しかった。こんなに美味しいんだもの。食べるなって言う方が無理よね。
「んー、やっぱコガラシさんの作るアイスは美味しいなぁ」
「当たり前だろう、ご主人。この俺を誰だと思っている」
「メイドガイ、でしょう」
「ククク、わかっているではないか」
 態度こそいつもと同じだったが、その顔はどこか嬉しげだった。自分の作ったものを褒められて嬉しいのか、それとも主人に褒められて嬉しいのかまでは私には判断できない。でもこの人は、いつも嫌な顔せずに自ら進んで私に仕えてくれている。
「一見きつそうだけどさ、コガラシさんって何気に優しいよね」
 たぶん使命感だけじゃ、誰かにあれだけ尽くせないだろう。普段はなにかと騒動を起こしているが、突き詰めればそれはすべて私のために動いているわけだし。それにこの前フブキさんが風邪をひいた時、頼まれて富士山にまで行っていた。結局目当てのものが見つからなかったようだが、フブキさんの風邪が治った後も時間を見つけては探しに行っていたみたいだし。この街に住んでいる人達にも、頼まれれば力になってあげている。今や彼はちょっとしたヒーローだ。
「ほう、なぜそう言える?」
 本当にわからない、というふうにコガラシさんは聞いてくる。自分の善行に気が付いていないらしい。最近気が付いたが、この人は天然というか、鈍い所がある。フブキさんをドジッ娘メイドなどと言っているが、私から言わせればコガラシさんは天然メイドだ。幸助が聞いたら泣き出しそうではあるが。
「だって、いっつも誰かのために動いてるじゃない。コガラシさんぐらい能力があれば、もっと他の仕事もできるだろうに」
「俺は自分のできることをしているだけだ」
「できてもしない人が多い世の中なのよ」
 素でそんな言葉が出るなんて、本当に良い人だなぁ、と思う。これでもうちょっと一般常識があれば私としては大変嬉しいのだが。でもまぁ、あの非常識さも彼の良いところではある。コガラシさんと一緒に住むようになってから、私は退屈なんていう言葉とはおさらばしてしまった。
「人間の慣れって怖いね・・・」
 すでにコガラシさんの起こす騒動に巻き込まれるのが日常となっているし、それに慣れつつある。人間の適応能力というのは本当に凄い。だからこそ、コガラシさんがいなくなった生活というのが想像付かない。いつまで彼が私専属のメイドであるのかはわからないけれど。
 コガラシさんはおじい様が雇っている。これから先、どうなるかなんてわからない。もしかしたら、急にコガラシさんに暇を出して、他のメイドを私の家に送り込むということもあるかもしれない。そう考えると、どこか寂しいと感じた。
「コガラシさんはさ、いつまで私のメイドでいるの?」
 ふと無意識にこぼれた質問に、私は言い終わってからしまった、と思った。こんなことを言っても、しょうがないというのに。今の質問は忘れて、と私は言おうとする。しかしその前に、彼はあの鮫のような歯を見せて笑った。
「なんだご主人、俺では不安か?だが観念するがいい。このメイドガイコガラシは俺の命が尽き果てるまで、貴様富士原なえかのメイドだ」
 彼ははっきりとそう言った。
「・・・あぁ、そうか。うん、そうだよね。私がご主人様だもんね」
 どうもコガラシさんの言葉は説得力があるらしく、私は彼の言葉に満足してしまう。これからどうなるかなんていう保障はまったくないのに、この人なら私が望まなくてもずっと一緒にいてくれるだろうと思った。


END



正直コガラシは本気で良い人だと思う。
この二人は恋愛にまで発展しないからこそ最高です。
本編でもいつまでも主人とメイドという関係でいて欲しいです。


ぶっちゃけフブキさんにドジッ娘要素がいらないと思うのは私だけでしょうか。
1巻のフブキさんは輝いていた。

視力がものすごく悪いので、普段から眼鏡をかけているのですが、今朝の夜明け前に思い切り踏みつけてしまいました・・・。
なんかトイレ行こうと思ったら床に落ちてるの気が付かないでそのまま踏んでしまった。まぁもし周りが明るかったとしても足元に落ちてる眼鏡くらいの大きさのものなんて裸眼なら見えないんですけど。
レンズが割れたわけじゃないし、フレームもそこまで曲がっていなかったので眼鏡って丈夫だなぁ、って思いました。
でも微妙にフレームが歪んでてもなんかかけると視界がぶれてかけてられません。なんかかけてると頭痛くなる。
そんなわけで今は裸眼です。パソコンにこれでもかというぐらい顔を近づけながら打ってます。
この体勢疲れるよマードレ。目も酷使するので頭も痛くなります。
本当は今日、来週の父の日のために小説を書き上げようと思ったけど無理そうなので諦めます。
トリディアと早吉良とシュガ+リンを書こうと思ったんですが・・・来週までに間に合うんでしょうか。土曜日が運動会なんで本当に書く時間がない。
携帯で打ってても良いけど気力が続きません。
間に合わなかったら最悪早吉良を諦めるかもしれない。
母の日を忘れていてジョルノ+ジョルノ母を書けなかったのは秘密です。

とりあえず午後から眼鏡屋に行って修理してもらってきます。
そんな簡単に直るものなんでしょうか。
ていうか今日中に直ってもらわないと明日授業どうするんだろう・・・。


一週間ぶりにパソコンを触ってみたらインターネットに接続できました。
先週はなにが悪かったんでしょうか。やっぱりもう古いから?
完全に壊れるまでもうちょっと待ってください。あと一年は頑張ってください。いやほんとマジで。
とかそんなこと言いつつ結局何年も持ってるからあと数年は大丈夫だと思います。そう信じてる。


今年のオリンピックってたしか馬術がありましたよね?うん、確かあったはず。
今までオリンピックとか興味なかったけど馬術があるなら別です。
夏が楽しみになってきました。
馬もまた可愛い生き物だと思います。
犬とか猫は愛玩用だったりもふもふできたりで可愛いけど、馬は引き締まった体がいい。可愛いというかもう美しい。ていうか動物はみんなそれぞれ特徴があって美しいと思います。
とくに犬とか馬みたいな四速歩行する動物が走ってたりするのが好きです。なんでああやってしなやかに体が動くんだろうね。見惚れる。
特に馬は犬とか見たいに体毛が長くないから体の動きがよく見えて凄くいい。筋肉凄い、かっこいい。
あんな細い足であの巨体を支えているかと思うとやっぱり馬は凄い。正直競馬とか全速力で走ってる馬を見ると脚を壊さないだろうかとドキドキします。でも重種のあの太い足もいい。あの無駄のない筋肉の付いた足に抱きつきたい。
そんなわけでSBRは美味しいです(^q^)
そろそろスタンドの使える馬が出てくると見た。
そういえば今日はひろひこ先生の誕生日ですね。オメメタァ。
自称48歳か・・・。



続きは拍手お返事



なぜか朝から星のカービィスーパーDXのグルメレース(だっけ?)のBGMが頭の中を無限ループしてます。
スーパーDXはまたプレイしたいのでカセットが欲しいのですが、どこにも売ってなくて困ります。
そういえばリメイクするんだっけ?もうした?



大沢在昌のアルバイト探偵シリーズが好きです。
学校の図書室にあったので去年から読んでるんですがすごく私のツボです、おっさん的に考えて。
毎回毎回出てくるおっさん達が素敵すぎます。
もっと隆クンとからんでくれてもバチは当たらないと思うよはぁはぁ。
でもなんだかんだで国家権力こと島津さんと、ドラキュラ伯爵こと星野さんが一番大好きです。とくに伯爵可愛いよ、伯爵。
あの柔らかい物腰でいてガードが堅そうなところがたまりません。出番が少ないのが悔やまれます。
なので脳内で勝手に隆→星野さんではぁはぁしてます。さりげなく隆クンを子供扱いしてたり、迫られてもやんわりかわしてたら非常に萌える。
島津さんは島津×涼介よりのリバだと思います。
島津さんは絶対に涼介が大好きだよね。

全部読みたいのになぜか女王陛下の話だけ揃ってないうちの学校。
でもたぶん買ってくれるよう頼んだので二学期中には読めるはずです。
なので違うシリーズに手を出そうかと。
佐久間公シリーズと新宿鮫シリーズはどちらがかっこいいおっさんが多く登場している、もとい、面白いのでしょうか。
どっちも買うべきか・・・。

うちの学校の初等部にプリキュア好きの5年生の子がいます。
どこまで好きかと言えば、玩具屋で売っているようなあの変身後の衣装を学校に持ってきてみんなに見せびらかしてるレベル。
その子がなにを思ったか学校でその衣装に着替えはじめました。
でも幼稚園児が着るような本当に小さな衣装なのでいくらその子が標準より小さいとはいえ入りません。
なんとか他の子に協力してもらって無理矢理着てました。正直よく破けなかったな、と。
頭にボンボンのついたまげをゆって前のしまらないプリキュアのピンクの衣装を着て満足げにしている小学5年生の・・・









男の子。
うん、いるよ、いる。
衣装はともかくそんなボンボンをつけた女の子いるよ。女顔だったんだね、K君。
ネタで着てると思ったら本気で着たかったらしいです。
なんか本当は女の子に産まれたかったらしいですよ、そのK君は。本気かどうかは知らないけど。
ただそれを聞いた先生が、
「将来本当に女の子にならないといいけど・・・」
・・・・・・。
夜の世界にいくんですね、わかります。
K君は仮面ライダー牙も好きらしく、しばらく前まで牙の変身ベルトを学校に持ってきてました。喋るんです、そのベルト。
学校中に響き渡る杉田ボイス。
がぶがぶっ。

シュガーとリンゴォで短い話。
シュガ+リンは書こうと思っても私にはハードルが高すぎました。
なので短い話とパラレル設定でちょっとずつ書いていこうと思います。
簡単な設定を。
時代的にはSBRと同じぐらい。
リンゴォは果樹園を経営してて、シュガーは親の都合でリンゴォの家に預けられてる。
仲良し擬似親子。逆にシュガーが無防備になついてきすぎてリンゴォはちょっと戸惑ってる。でも嬉しい。
大木のスタンドは彼女自身のスタンドとして健在。桶とか水を溜められる場所でスタンドを発現させると底から水が湧き出てきて、その中にものを落とすとあとはお決まりの台詞。
使いきる云々の設定は無視。でも嘘をつくとやっぱり舌を木の根で引き抜かれる。木の根はシュガーの使っている杖から伸びてきます。
使いきる云々の設定がないので非常に便利なスタンドだけど、大木ではなくシュガーの精神力に依存するためあまり複雑なものや多くのものは作り出せないし、よく失敗して変なものを作り出している。スタンドパワーを大量に使うっぽい。
そんな感じです。
捏造だらけでも許せる方はどうぞ。









「リンゴォ、ちょっとよろしいですか?」
 背後から声をかけられ、リンゴォは振り向いた。そこには両手を後ろに回しながら、こちらを見上げているシュガーがいた。なにか悪戯を考えたような、子供っぽい表情をしている。だが根が真面目なリンゴォは、そんな彼女の表情に気が付くことはなかった。
「どうした?」
「これ、見てくださいな」
 後ろに回していた手を胸の前に持ってくる。その手には、リンゴォの経営している果樹園でなっている真赤なリンゴが一つあった。
「リンゴォに、リンゴをプレゼントします」
 にこりと、可愛らしい笑みでシュガーが笑う。差し出されたリンゴに、リンゴォは彼女の意図がわからずに不思議そうな顔をした。
「ありがとう?」
 差し出されたリンゴをシュガーの手からもらった。だが礼の言葉にどうしても疑問符が付いてしまう。どうしてわざわざ果樹園になっているものを自分に渡すのか、わからなかった。そんな彼の顔を、シュガーはよく見えてはいない目でじっと見つめる。あまりにも熱心に、しかもなにかを期待するような目で見られ、リンゴォは居心地が悪くなってしまった。
「どうした、シュガー。食べたいのか?」
 彼女の視線に耐え切れなくなったリンゴォは、先ほどもらったばかりのリンゴをまたシュガーに差し出した。その反応を見て、シュガーは小さくため息を付く。どこかがっかりとしたような顔だった。
「リンゴォはユーモラスのセンスがないわね」
「は?」
 先ほどまでにこにことしていたシュガーにいきなり真顔でそんなことを言われ、リンゴォはどうしていいかわからなくなってしまう。自分はなにか彼女の気に障ることをしてしまっただろうか。
「シュガー、俺はなにかしてしまっただろうか?」
「いいえ、なんでもないですよ。それよりも早くリンゴを剥いてくださいな。リンゴが食べたくて、あなたにそれを渡したんですから」
 どこか棘のある言葉に内心で首をかしげながら、リンゴォは言われたとおりに危なげのない手つきでナイフを使ってリンゴの皮を剥く。どこかムスッとした顔で切り分けられているリンゴを食べているシュガーを見ながら、リンゴォは年頃の女性というのは難しいな、と思った。



END



たぶん二人は普段からこんな感じ。
意図的にしても天然にしてもボケるシュガーと、ボケを流れっぱなしにさせるリンゴォ。それでもうまくやって行けるのが二人。

昨日私がなんとかインターネットを接続させようと躍起になって、結局諦めてチョコスタをやっている最中にそんなことがあったんですか。
べ、別に行きたかったとかじゃないんだからねッ!そんなんじゃないんだから・・・。
右を見ても左を見てもジョジョラーの方ばっかりとかすごい幸せ空間ですね。
私はジョジョラーに悪い人はいないと思ってます。
一度でいいからジョジョ関係のオンリーイベントに行ってみたいです。
最近ボス受けサイト様が増えてきたからボス受け本もあるかもしれないし。
とりあえず、私がボス受けを書きはじめたのはもっとボス受けを世に広めて私がボス分を摂取するためだったので、そろそろ満足してきてます。
今度は早吉良とシュガ+リンが増えたら嬉しいです。
馬はもう自給自足でいい。

パソコンが壊れたかもしれません。
昨日からインターネットに接続できない。金曜日はできたのに。
パソコンが使えないと携帯サイトが更新できなくなるので困ります。
なんか知らないけど私の携帯だとメール作成画面以外で1kb以上の文字が打てないんです。
パソコンでしか編修できないとかいったいなんのための携帯サイトなのか。しかもすごく使いづらいし。
しっかりしてよ、携帯。
あまりの使えなさに腹が立つので脳内で擬獣化させてなんとか可愛いがってます。
働くのが嫌いな白い猫なんです。

うしとらのキリオと九印です。
九印は従者として純粋にキリオを愛していたんだと思います。なのであくまでもカプではなくコンビです。









 ずっとずっと、ただひたすらに待ち続けてきた。それこそ私が産み出される前から、ただ一人の人間を、ただ一人の主人を待ち続けていた。
 産み出される前から植え付けられていた忠誠心が私に囁くのだ。はやく主人に会わせろ、と。主人のいない従者になんの意味がある。尽くす者もいない忠誠心になんの意味がある。
 培養液の中にいる人間の形をしたものを毎日眺めながら、私はまだ見ぬ主人を想像した。男なのか女なのか、どんな性格なのか、どんなものが好きなのか、そして嫌いなのか、それすらもわからない。だが焦りはしなかった。私は従者。主人が産まれたら、私は死ぬまでその人間と共にいる。主人のことを知る時間はたくさんあるはずだ。そして私はどんな性格の主人でも心から愛することができるだろう。
「だからはやく産まれてきておくれ、我が主」
 培養液の中で眠っているものを見つめながら、忠誠心と愛しさを持て余して私は呟く。自分で思っていた以上にその声は切実で、私は驚いた。
「ずいぶんと熱心ね」
 突然背後から声が聞こえて、私は振り向く。いつの間にそこにいたのか、髪の長い人間の女がいた。だが果たして、彼女は本当に人間なのだろうか。私はいつも疑問に思う。いくら他のものに気を取られていたとはいえ、人間が私に気が付かれずに背後に立つなどできるのだろうか。これでも私はホムンクルスの最高傑作で、いずれ産まれてくるであろう主人を守るものだ。戦闘能力も誰かの気配を感じ取るのも、他のホムンクルスよりずっと優れている。
 本当に、この女は人間なのだろうか。
「今回はきっと、成功するわ」
 ねっとりとどこか耳にまとわりつくような声で女は言った。私は女のこの声と喋り方が好きではなかった。というよりも、得体の知れない人間だから、喋り方すら鼻につく、といった表現の方が正しいのかもしれない。彼女は私の主人を産み出そうと手を貸してくれているはずなのに、どうしてか私は彼女が将来、主人の障害になるような気がしてならない。それはおそらく、女の持つ独特の雰囲気のせいだろう。女と一緒にいると、私の知らない感情がざわざわと沸き上がってくる。
「なぜ、そう言える?」
 私は女と顔を合わせながらさりげなく後ろに下がり、培養液の入れられたガラスケースにピタリと背中を付けて彼女から培養液の中のものを見えないようにした。女の視界に私の主人になるかもしれない人間を映したくなかった。それすらも嫌悪するほど、私は彼女が苦手だ。ここまでくるともはや、嫌いだといってしまった方がいいのかもしれない。
「今回はね、人間の赤ん坊を使って創っているの」
 私の行動の意図に気が付いていないのか、それとも気が付いたうえで無視をしているのかは知らないが、彼女は意に介したふうはなく、いつもの薄幸そうな笑みを顔に浮かべていた。
「その子が産まれたら、ちゃんと守ってあげてちょうだいね」
「私はそのために存在している」
 私の言葉に、女は口が裂けるのではないかというほど唇と、そして目じりをつり上げて笑った。楽しくて楽しくてしょうがない、という感じの笑みだった。
「そうねぇ、そうだったわねぇ」
 それを見て私は背筋を震わせる。この時初めて、私が今まで女に抱いていた感情に気が付いた。これは恐怖だ。ホムンクルスである私が、人間の女一人に恐怖を抱いている。信じられない思いで、私は女を凝視した。女は常闇を思わせるような陰鬱な目をこちらに向けながら、いつまでもくつくつと喉を鳴らして笑っていた。


 女の言っていた通り、確かに今回は成功の兆しが見えているようだった。日々順調に培養液の中で人間は大きくなってゆき、赤子には見えなくなった。おそらく人間でいうところの10歳程度だろう。色素の薄い髪を液体の中で漂わせながら、膝を抱えて目をつむっていた。
 私は毎日のように彼を眺めながら、今か今かと主人の誕生を待った。この数日間、やけに時が経つのが遅く感じられた。自分でも呆れるほどそわそわして、そして浮かれていた。
 ある日、私はいつものように彼を眺めていた。もういつこの培養液の中から出てきてもおかしくはない状況だと、あの女に聞かされていた。
 はやく、と強く願った。はやく産まれてきて、その瞳に私の姿を映して欲しい、と。
 そして、よくやくその時が来た。いつも閉じられているはずの彼の瞳がゆっくりと開かれる。その瞬間、培養液の入れられているガラスケースに小さなヒビが入った。ヒビは見る見るうちに広がっていき、中の液体が溢れ出てくる。やがて溢れてくる力に負けたのか、派手な音を立ててガラスが割れた。どしゃりと、濡れた音を立てて一人の少年が床に倒れる。彼はゆっくりとした動きで自らの力で体を起こし、ぼんやりとした瞳で辺りを見渡した。
「ここは・・・?」
 自分の状況が飲み込めていないのか、彼は不思議そうに呟く。最後に、目の前に佇んでいる私をとらえた。大きくて綺麗な色をした瞳だった。
 その瞬間、私の中で一つの感情が溢れてくる。それはとどまることを知らず、私の胸を満たした。いったい幾ばく、私はこの時を待っていただろう。多くの失敗作を見ては嘆いてきた。だが私はようやく、この世でただ一人の主人に出会うことができた。この小さな少年が、ただただ愛しくてしょうがなかった。
「はじめまして、我が主」
 私は内心の心の揺れをなんとか押し隠しながら、ようやくそれだけを言った。
「きみは、だれ?」
 私の姿を瞳に焼き付けるようにこちらを熱心に見つめながら主人が尋ねる。
「私はの名は九印」
「くいん?」
「そう。私はあなたの従者であり、護衛であり、家族であり、友人であり・・・私が死ぬまでずっと傍にいて、あなたを愛する者だ」
 彼はしばらく私の言葉をゆっくりと頭の中に入れるように黙っていた。やがて、ふわりと微笑む。
「そっか。これからよろしくね、ぼくのクイン」
 その瞬間、私は愛しさをこらえきれなくなりその体を抱きしめた。
 ようやく産まれてきた小さな主人よ。私はあなたを決して裏切ることはないだろう。私が生きている限り、あなたがこの世で独りになることはないだろう。世界がどんなに酷い仕打をしてあなた見捨てても、私はあなたの傍を離れない。だから憶えていて欲しい。あなたには私がいるということを。私があなたを誰よりも愛しているということを。そうしてくれるのなら、私は誰よりも幸福だ。



END







まさか最後の最後にクインが死ぬとは思ってませんでした。
きっと作者の意図としてはキリオにはもうまゆこがいるから大丈夫、ってことなんだろうけど・・・。
切ないなぁ。

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HN:
シノハ
性別:
女性
自己紹介:
1月14日生まれの新潟県民。

ジョジョラーでケモナーでおっさん&おじいちゃんスキーでSHK国民。
最近はfkmt作品に手を出してます。
乙一作品と三原ミツカズ作品と藤田和日郎作品も好き。
節操なしの浮気性です。
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