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二重の意味ですごい。
スタンド使いは引かれ合うという格言が!「言葉」ではなく「心」で理解できた!
ヒロヒコ先生おめでとうございます(?)
フランスって遠いんだぜ・・・。
あ、ジョジョ関係ないけどトムジェリが実写化だそうですね。
ジェリー×トムが素敵です。バイオレンスラブ。
以前にフジ様のサイトで見たジェリトム(?)が忘れられません。
だが実写は別だ。どんな内容になるのかは知らないけど、リアル猫がフルボッコにされるんですよ?そして撮影のために何匹もの猫と鼠をきっつく調教するんだと思う。
犬でも映画撮るのなんて難しいだろうに猫と鼠って思うと、いったいどんだけ厳しくするんだろう、と思って・・・。
そんなんだったらアニメ作ってろよー。CGじゃない方向で。
昔のアメリカのアニメとか見てるとすごく綺麗に絵が動いてるのに、なんでCGになっちゃったん?
すごく気分よく歌ってたんでたぶんおもっくそ聞こえてると思います。だって普通の会話も聞こえるくらい声が筒抜けなんだもの。父がそのお客さんと真面目な話をしてたってのに・・・。
私の馬鹿、なんでよりによってケロ⑨destinyなんだ。もっと他にもあるだろうに。
なんかテンションあがってくるとテンポの速い歌が歌いたくなりますよね。もう延々と気が付くまでケロ⑨destinyを無限ループで歌ってたんだ・・・。
なんでお風呂に入ると歌を歌いたくなるんだろうね?
続きはコメントお返事です。
以前ちょろっと書いた斑の毛色の猫ですが、最近遭遇率がすごいです。かと思ってたら昨日ついに触ることに成功しました。
その日は近所の家の塀の上にいて、いつも私が近づくと逃げるんですが、昨日はその場にとどまってたんで触れました。いつもなら近づくことすらできないのに・・・!
猫って普段は逃げてても、一度触るとすごく擦り寄ってきますよね。もう私の手に体をこすりつけてきて可愛い可愛い。
これがリアルツンデレかー(*´∀`*)と思って和みました。
でもちょうどその時犬の散歩の途中だったので、犬が猫を威嚇して猫が逃げそうになりました。なんとかうちの子に座ってろといっても興奮して言うこときかないし、撫でられてる猫に嫉妬してクンクン鳴くので一旦犬を置きに家へ。
そして猫の元に戻って思う存分撫で回す私。普段猫なんて触る機会がないのでテンションあがります。
猫可愛いよ、猫。時折「しっかり撫でなさいよね!」って感じで指に噛み付いてくるのが可愛いよ。
嫌がらなかったので抱いてみたりして、思う存分もふもふを堪能しました。
その後手を振ってバイバイして家に帰ろうとしたらなにを思ったか私についてきてる。あああああ可愛いよ!昨日まで私が近づくと逃げてたのになにこのデレ!結局家まで一緒に帰りました。
首輪してないけど人間に慣れてるからやっぱり飼い猫ですかね。「おいで」って言葉の意味もわかってたみたいだし、毛が綺麗だし。どこの家の猫なんだろ。遭遇率高いので近所なんだろうけど・・・。
斑の猫は見るけど白猫を最近見ません。私の活動時間と白猫の活動時間があわないだけかね・・・。白猫ともお近づきになってみたいものです。
新年早々斑猫とイチャイチャできて、幸先がいい感じです。今年こそ爬虫類や野鳥と仲良くできそうな予感がする。鳶を抱いてみたいんです。カラスは抱いたことあるけど。
続きは拍手お返事です。サイレントの方もありがとうございます!
読みました。
凄く壮大な物語で、おぉ・・・ってなります。面白かった。
鳶色の目の子が幸せそうでよかったです。ずっとサンローランに復讐するために生きるんだと思ってたから。
やっぱりあんな父親でも大好きだったんですね。というか、シエルが死ぬ前は普通にいい父親だったんでしょうか。でもシエルが死んだのはタッシュが1、2歳の頃っていってるから、記憶はあんまりないか。じゃあもう本当にろくでなしでもフランボウが好きだったんだなぁ・・・。
丸の人の話もいいけど、陛下にタッシュとサンローランの話を創ってもらいたかった気もします。陛下が創ったらきっと最後はどっちも死ぬんだと思います(…)
それにしてもタッシュはいい歳の取り方をした。あと10年、20年後が非常に楽しみです。双子も大きくなって美味しいですね^^
ごめん、こんな不純でごめん・・・。
今回はなんだかフランボウがツボに入りました。1巻はオーギュストとレイヨンに気をとられてて彼の可愛さに気が付けなかったよ。
長髪のおっさんが凄く・・・大好きです。
フランボウ可愛いよ、フランボウ!
シエルを生かしたってことは彼もなにか思うところがあったんですよね。フランボウのスピンオフも見てみたいものです。
あ、あと宝石に出てきた方のフランボウ(?)に凄く萌えました。ツボ過ぎてやばい。髪の毛もふもふしたい。
サンローランもにこにこしてて可愛いなぁ。
宝石のサンローラン×フランボウでお願いします。
でもエトが犬に水をかけたのがショックだったんだ・・・。
ラストのレイヨンとワロニにキュンとしました。この夫婦は凄く好きです。ワロニ可愛いよ、ワロニ。
最初に書いたとおり、漫画版romanは全体を通して凄く面白かったです。
だが一つ言わせて欲しい。
サヴァン、なんか・・・若くね?
髭をとったら普通にちょっと怪しい好青年じゃないですか!青年はいいすぎにしても、どう見積もっても30前半くらいなんですが。
いや、解釈は人の自由だよ?きっと丸の人はサヴァンが若いって思ったんだろう。でも私は外見が50代か60代くらいだと思ったんだ・・・orz
あの性格でもっと老けてれば萌えたのに(´;ω;`)
萌えないわけじゃないんですけどね。むしろめちゃめちゃ可愛いよ。でも理想とのギャップが・・・。
続きは拍手お返事です。サイレントの方もありがとうございます!
ルビサファ編も熱くていいです。ポケスペってほんとに子供向けかってぐらいにストーリーしっかりしてるし面白いです。燃える。
MIMIが帰ってきたところで不覚にも泣いてしまった。いや、帰ってきてなにかに進化するだろうとは思ってたけど。MIMIかっこいいよ、MIMI。しかし帰ってきたはいいけど実質進化してからなにもしてn(ry)
ルビサファ編は素敵なおっさんが多いのもポイント高いです。センリかこいいなぁ。息子想いなパパは素敵です。
妻子持ちでありながらミツルをたぶらかすなんて罪な人ですね。ミツル→センリ美味しいです(^q^)
もうね、なんかミツルが噛ませ犬キャラすぎて不憫。レックウザを解放するためにセンリに使われたみたいな感じになってて・・・最後もうちょっと優遇してあげてもよかったと思います。
あと双子×アダンかなぁ、と。幼女と紳士、すごく・・・ツボです。
ミクリは女性だと想ってました。必死におっぱい探してました、ごめんなさい。でもミクリかっこいいよ。
ほんとにルビーの6匹目はセレビィだったんですね。最初から出しておけよ・・・。というかセレビィがチートすぎる。セレビィがいればなんでも解決じゃないですか。
流石にセレビィが6匹目なのはどうかと思いました。
そしていよいよ第五章です。
おおおおおおオレツーがきた・・・!再登場おめでとう、オレツー!相変わらず可愛いよ、オレツー!
( ゚∀゚)o彡°オレツー!オレツー!
( ゚∀゚)o彡°オレツー!オレツー!
( ゚∀゚)o彡°オレツー!オレツー!
オレツーよ、どうして私が「ご主人様」呼びじゃなくて「マスター」呼びの方が萌えると知っている?!エスパーか!エスパータイプだけにな。って、やかましいわ!
でも「旦那様」呼びも大好きなんです(凄くどうでもいい)
オレツー+カツラもいいけど、イエロー+オレツーも凄く萌えます。和気藹々してるといいよ。オレツーがあのイエローのほんわかした雰囲気に振り回されてわたわたしてるといい。そんでもって、本当に俺と戦ったトレーナーか?とか思ってるといい。
アニポケのミュウツーも素敵な性格をしてるけど、オレツーも男前でかっこいいです。
どちらのミュウツーしてもあの拘束具を付けられるんですね。サカキ様、GJ。
でも本当は真斗さんにオレツーを描き続けてもらいたかったです。山本さんのオレツーも可愛いけど、お尻の肉が足りない。もっとムッチリしてるのがいいんだ・・・。
第五章のヒロインは間違いなくオレツーとオーキド博士です。
最終決戦あたりでミュウが出る予感。というか出てくれないと困る。ミュウってば出番少なすぎです。本当に初期しか出てないじゃないですか。セレビィですら美味しいところを持っていったんだから、ミュウも出してあげてください。
でももしかしたらライオンじゃね?と思い始めた今日この頃です。ライコウが虎だし、スイクンが狼(?)だからやっぱりエンテイはライオンなんでしょうか・・・。
いや、でもあの映画での幼女に対する忠誠心っぷりは犬としか思えません。ポケスペだとホウオウ大好きだし。
エンテイは私の中では控えめな性格で、主人を立ててくれる子なんです。もうご主人様大好きでいいんじゃないかな。ご主人様のためならたとえ火の中水の中草の中森の中土の中雲の中あの子のスカートの中ですよ。
もうご主人様に依存してないと駄目な子なんです。
映画とポケスペ見る前からエンテイに対してこんな印象しか持ってなかったんだから、私はエンテイをなんだと思ってたんだろう。
映画はミュウツーの逆襲とは別の意味で切ないです。幼女にお父さんと慕われて、その子のためならなんでもできる、っていう心境だったのに自分が幻影だと知らされて、最終的に消えちゃって・・・。たとえアンノーンが生み出した幻でも一緒にいればよかったのに。幼女の成長を本当のお父さんみたいに見守ってればよかったのに。せめて消えるのは幼女が大人になってからだと思います。もう一人でやっていけるから、自分はいなくてもいいみたいな心境になって消えちゃうんだよ。
うん、私はエンテイにもミュウツーにも夢を見過ぎだって知ってる。
映画のエンテイは可愛いです。幼女にぴったり寄り添ってるところとか、背中に乗せてあげているところとか、私がその子の父親だとか言っちゃうところとか。エンテイ可愛いよ、エンテイ。
某スレでポケスペのルビサファ編のネタバレを見てしまい微妙に落ち込みました。いつもはネタバレ大丈夫なんだけど、なんかこんかいは見てしまって悔しかったんです。
たぶん18巻が見つからないせいで、19~24巻が手元にあるのに読めないでいる状況にあるからだと思います。もういっそ18巻飛ばしちゃおうかな、とか思うけど、ポケスペって一巻でかなり進むからそれができない。9巻を飛ばしちゃった時にすでにもう話についていけなくなったので。
ルビーの6匹目のポケモンがセレビィって本当ですか?金銀編でヤナギがあれほど苦労していたというのに・・・。
はやく18巻を買わなくては・・・。
二日遅れですが成瀬様に捧げます。
ミュウツーは私と成瀬様の嫁。
コピーポケモンであるギャロップが卵を産み、それが無事に孵化をして元気な男のポニータが産まれた。かねてより母親に当たるギャロップと約束していたとおり、ミュウツーはポニータと会った。するとなぜか懐かれてしまい、たびたび彼の遊び相手になっていた。子供を相手にするというのは初めてで戸惑うことも多かったが、普段相手にしているポケモンを思えばはるかに楽しいことだった。ミュウ本人にそのことがばれるまでは。
「浮気だ・・・」
悲しげな声で、ポツリとミュウが言う。ポニータの遊び相手をしていたミュウツーは、内心でしまった、と思った。この桃色のポケモンがなにをしでかすかわからないから、ポニータと会っていることを隠していたというのに。
突然現れた知らないポケモンに目を丸くしているポニータをさり気無く自分の後ろに隠しながら、ミュウツーはミュウと対峙する。それが気に入らないのか、ミュウはキッと睨んできた。
「最近一人でこそこそどこかへ行っていると思ったら、そんな子供と浮気してたなんて・・・!」
浮気もなにも自分達は付き合っていないし、このポニータともそういう関係ではないし。
ミュウツーはその言葉を飲み込む。言ったら言ったで更に大変なことになりそうだったから。ただなにも言わずに、相手の出方をうかがう。
「そういえばきみが仲良くしていた人間も、幼い女の子だったね」
アイのことを出され、わずかに緊張する。いったいなにを言うつもりだろうか。
「この幼児好き!ペド野郎!こんなに可愛い僕がいるのに酷いよっ・・・!」
「なっ・・・!?」
的外れな罵倒に流石に言い返そうとしたが、その前にミュウがこちらに向かって破壊光線を放ってくる。ミュウツーは慌ててバリアーを張った。エネルギーの塊が見えない壁にぶつかり、大きな音を立てて空気を震わせる。びりびりと振動が伝わってきた。
土煙があがり、それはしばらく視界をさえぎっていた。やがてそれが収まってくると、ミュウツーはバリアーを解除して辺りを見渡す。ポニータも恐る恐る辺りを見渡した。ミュウの姿がなくなっている。不貞腐れてどこかへ行ってしまったのだろう。そう思い、ミュウツーは深いため息をついた。本当に、面倒くさいポケモンだ。
「さ、さっきのなんだったの?いきなりきて、攻撃して、どこかへ行っちゃったけど、ミュウツーの知り合い?」
「気にするな。病気なんだ、あいつは」
「え、どこが?」
「頭のだ」
ミュウツーは再びため息をつくと、ポニータに別れを告げた。気は進まないが、どこかに行ってしまったミュウを探しにいかなければいけない。他のポケモンに八つ当たりでもしていたらいい迷惑だ。
ミュウツーは空高く浮かぶと、ミュウの気配を探り始めた。
一方その頃、当のミュウはセレビィとエンテイのいるウバメの森に来ていた。今はセレビィは時間のはざまに行っているのでこの森にはいない。時折時間のはざまに人間が紛れ込んでくるので、その対応をしなければいけない時があった。
「それでね、ミュウツーなんて酷いんだよ。僕という可愛いパパがいながら、他のポケモンとイチャイチャしてるんだから」
セレビィがいないのをいいことに、ミュウはエンテイに延々と愚痴を言っていた。基本優しいエンテイは、これ以上ミュウが興奮しないように大人しく時折相槌を打ったり、慰めたりしながら付き合っている。だがしかし、先ほどから彼に首を絞められているような気がしてならない。
ミュウはエンテイの太い首に腕と長い尾を回して抱きついていた。興奮しているからなのかは知らないが、腕と尾に力が入りすぎている。息苦しくてしょうがなかった。
話の腰を折って少し力を緩めて欲しいと言っても大丈夫だろうか、とエンテイは思ってしまう。でも彼は本当に悲しんでいて、無意識に力を込めているのだったらここは我慢をするべきだ。そんな考えがぐるぐると頭の中を巡る。
「こんなことになるんだったらもっと厳しく躾ておくべきだった」
低い声で言うと、一層絞めつける力が強くなる。躾、という言葉を聞いてエンテイは悪寒を覚えた。このポケモンに限って、普通の躾なんてするわけがない。ミュウツーのことを思って、エンテイは内心で合掌した。
ミュウとセレビィは基本的に似ているとエンテイは思っている。ミュウツーもそう感じていることだろう。しかし決定的な違いがある。セレビィは自分が酷いことをしていると自覚して、それをプレイの一種として楽しんでエンテイを痛めつけるが、ミュウはその自覚がない。自覚がないからブレーキが利かないし、相手のことなど考えない。
ミュウツーはセレビィが苦手だというが、エンテイはミュウが苦手だった。早くセレビィに帰ってきて欲しいと、内心で切実に願う。
これ以上経つと本当に絞め殺されそうな気がしてきたため、エンテイはようやく口を開いた。
「ミュウ、一ついいだろうか」
「なに?僕の話を中断させるほど、それは重要な話?」
大きな瞳がこちらを見据える。その瞳は、人が話してんのに邪魔をするんじゃねぇよ、と言っていた。それに気が付いて一瞬心が折れそうになるが、ここで口ごもっても彼は不機嫌になるだろうからエンテイはなんとか続きを口にする。
「その・・・苦しいから、少し力を緩めて欲しいのだが」
エンテイの言葉にミュウは驚いたように目を丸くする。なにを言うんだ、とでも言いたげな表情だった。それを見て、やはり力を込めていたのは無意識だったのだろうか、と思ってしまう。ミュウの次の言葉を聞くまでは。
「だってきみ、痛いのや苦しいの好きでしょう?」
なんという誤解だ、と思った。別に好きなわけではない。ただセレビィのそういうプレイに体が慣れただけだ。しかし言ったところで彼には通じないだろう。彼は人の話を聞くようなタイプではない。そして身の危険を感じずにはいられなかった。
そろそろ本気で逃げるか、セレビィに助けを求めたくなった。このポケモンの相手は自分では無理だ、と思う。いつも相手をしているミュウツーを尊敬せざるを得ない。
不意に、ミュウがなにかに気が付いたように耳を小さく動かした。何事かと思っていると、エンテイの大きな体がミュウのエスパーの力で浮き上がる。かと思うと、体が北側を向いた。目の前にソーラービームが迫ってきていた。ミュウが自分を盾にしようとしていることに気が付いた時にはもう遅く、太陽の力を宿したそれがエンテイに直撃した。
「ぐっ・・・!」
呻き声があがる。エンテイの体はソーラービームの威力に負けて後方に吹っ飛んでしまった。何本もの木々にぶつかりながら、ようやく止まり地面に落ちる。そのまま気を失ってしまった。しっかりとエンテイをクッションにして受身を取り、無傷で生還したミュウはソーラービームが飛んできた方に向かって飛んだ。
「このガキィ!私がいない間になに人のものに手をだしてんのよ!」
そこにいたのは時間のはざまから戻ってきたセレビィだった。目じりをつり上げ、可愛らしい顔を歪めている。
「しかもあの子をあんなにボロボロにして・・・許さないんだから!」
「いや、どう考えてもああなったのはあんたのせいだよね」
ただ攻撃を受けたから盾にしただけなのだ。自分に非はないとミュウは主張する。しかしそんな言葉などセレビィの耳には入らなかった。再び攻撃態勢に入る。ミュウもまた、先ほどのことでいらついていたためセレビィの喧嘩を買った。
こうして、伝説VS伝説の戦いが幕を開けた。
戦っている小さな二匹のポケモンを見て、ミュウツーはやっぱりこなければ良かったと後悔した。ミュウを見つけたのはいいが、一足来るのが遅かったようだ。このままではウバメの森が消滅しかねないが、このまま帰っちゃおうかな、とか考えてしまう。
きびすを返そうとした時、ふと視界の端に茶色い獣が映った。ぴくりとも動かないそれに慌てて近寄り、体を揺する。
「おい、大丈夫か?」
エンテイはかなりダメージを受けているようだった。ミュウに八つ当たりをされたのだとミュウツーは考える。自分は悪くないはずなのだが、なんだかとても申し訳ないことをしてしまった気がした。
「うぅ・・・」
小さく呻き声をあげ、エンテイが目を覚ます。最初にミュウツーを見て、その次に背後で戦っているミュウとセレビィを見てギョッとしたような表情になった。ふらつきながらも、なんとか体を起こす。
「すまない、あの馬鹿がこんなことをしてしまって」
ミュウツーが謝罪を口にする。一瞬誰のことだ、と思い、エンテイはすぐに理解した。彼はどうやらミュウのせいで自分がこんなにボロボロになったと思っているらしい。
「いや、この傷は・・・」
「ミュウツー!」
「エンテイ!」
言い終わる前に、こちらに気が付いた二匹が跳びついてきた。ミュウはミュウツーの首に抱きつくと、その頬に頬擦りやキスを繰り返す。
「僕のこと探してくれたんだね。やっぱりあんな子供より僕がいいよね」
機嫌が回復しているミュウをスルーしながら、ミュウツーは表情を変えないままセレビィとエンテイに向き直る。どうやらミュウにこのようにベタベタされるのは慣れているらしい。
「坊や、本当にミュウを追ってきたの?」
セレビィもセレビィでエンテイにベタベタしながら、胡散臭そうに尋ねた。
「ミュウはどうでもいいんだが、他のポケモンに迷惑をかけてると思うと放っておくわけにもいかないだろう」
フン、とセレビィはつまらなそうに鼻を鳴らす。
「本当に迷惑だわ。エンテイもこの森もボロボロだし」
「すまない・・・」
なぜ自分が謝らなければいけないのだと思いつつ、ミュウツーはセレビィに謝る。未だにミュウはミュウツーにへばりついていて、そろそろうざくなってきた。
ミュウをなんとか引き剥がそうとしているミュウツーを面白くなさげに眺めていたセレビィは、やがて口端を引いて笑った。それに気が付いて、ミュウツーは動きを止める。それはミュウがよく見せる笑い方と似ていた。大抵この笑い方の時は、悪いことしか起きない。
「謝られたくらいじゃ、私の気は治まらないわね」
「・・・というと?」
「土下座をしてくれたら許してあげないこともないわ」
どげざ、という言葉をミュウツーは頭の中で反芻する。土下座というのはあれか、とある島国で最大限の誠意を見せる時に行うポーズか。
「地に額を擦り付けて、哀れみを誘う声で許しを請いなさい」
「セレビィ、流石にそれは言いすぎじゃ・・・。というか、俺の傷はミュウは関係な・・・」
最後まで言い終わる前に、エンテイの上顎と下顎がくっついて動かなくなってしまう。セレビィもまた、エスパーの力を持っていた。
なんとか口を開こうとエンテイがもがいている横で、ミュウツーが渾身の力でミュウを自分から引き剥がしてから口を開く。
「どうして私がそこまでする必要がある!?土下座をするならミュウの方だろう!」
「僕が土下座なんてするわけないじゃない」
「そうよ。だから息子のあなたがしなきゃ」
「普通逆だろう!」
本来ならば父親が息子の尻拭いをしなければいけないのではないのか。というか自分とミュウが親子だというのも面白くないというのに、なにが悲しくて彼のためにこの女王様に土下座をしなければいけないのか。
ミュウツーはこの状況を楽しんでいるであろう二人を睨む。この場から去ろう、と思った。付き合っていられない。だがテレポートを使おうとした瞬間、ミュウと目が合った。するとこの場から去ろうにも、それができなくなる。やられた、と思った。黒い眼差しを使われてしまった。
「私は絶対に土下座なんてしないからな!」
「じゃあずーっとこの森で私と一緒に暮らしましょうねぇ」
セレビィの言葉に、エンテイが反応する。鼻先で彼女の肩を突付き、なにかを訴えるようにセレビィを見た。彼の意図を察したセレビィは、喋れるように口を解放してやる。
「ミュウツーが嫌だというのなら、俺が土下座をしよう」
この場にいる全員の頭にクエスチョンマークが浮かぶ。話の趣旨がずれてきてないかとか、どうして被害者であるエンテイがそんなことをするんだとか、やっぱMなんじゃないかとか、いろいろ考えてしまう。
だがすぐにセレビィはエンテイの真意に気が付く。先ほど自分はミュウツーに一緒に森で暮らそうと言った。だからエンテイはあのようなことを言ったのだろう。
「エンテイは、私と二人っきりがいいのね」
蕩けるような笑みでセレビィが言う。
「ミュウツーが土下座をするまで森から出さないと私が言ったから、代わりに自分がすると言ったのね」
頷くエンテイをセレビィは抱きしめる。ふさふさな毛に顔をうずめた。
「もう、可愛いんだから」
彼女はすっかりとご機嫌になっていた。それどころかもうすでにミュウとミュウツーの存在を忘れてしまっている。取り残された二匹は軽くデジャヴを感じていた。以前にも、こんなことがあったような気がする。
「おーい、僕達を無視しないでー」
ミュウが声をかけると、セレビィは振り向いてこちらを見た。まだいたの、という顔をしていた。
「あぁ、もういいわ。一刻も速くこの森から出て行ってちょうだい」
しっしと、手で動物を追い払うような仕草をする。それを見てミュウは額に青筋を立てた。このわがまま女め、と自分を棚に上げて思う。こういう時は、この鬱憤をミュウツーにぶつけるに限る。
そう思いミュウはミュウツーを見た。同時に黒い眼差しを解除する。それに気が付いたミュウツーは急いでテレポートで逃げようとした。だが尻尾でがっちりと体をホールドされてしまう。
「帰るよ、ミュウツー。そして土下座もまともにできないきみのために、たっぷりと教えてあげよう」
「おかしい、その理屈はおかしい・・・!」
「煩い!元はといえばきみがポニータなんかと浮気してたせいじゃない」
「浮気もなにもあるか!」
ミュウツーの言葉も虚しく、ミュウによってずるずると引きずられていく。そんな二匹をすでに意識の隅に追いやっていたセレビィとエンテイは、この後珍しく穏やかな時間を過ごした。
END
いくらダメージ半減でもエンテイは特防ないんだから手加減してあげて><
そんなわけで成瀬様に捧げます。
改めましてお誕生日おめでとうございました!
フリーページの頂き物と捧げ物のところから見れます。うん、正直みんなに自慢したくてしょうがないんだ。
ちなみに今の私の携帯の待ち受けは頂いたミュウとミュウツーのイラストです。意味もなく携帯を開いてはニヤニヤしてます。
成瀬様、本当に素敵なイラストをありがとうございました。私の方からはミュウミュツ+セレエンを捧げようかと思ってます。
共通の嫁を持っている方と誕生日が一緒なんて凄い偶然!
それはそうと、今のポケモン世代の子はもっと初代ポケモン達の魅力に気が付くべき。初代可愛いよ、初代。
小学生の子に聞いたら初代のポケモンはデザインが怖いんだそうな。
むしろ可愛いだろ(´・ω・`)
ポケモン関係ありませんが、今日ママンが
「あの数学の漫画貸して」
って言ってきました。一瞬なんだろう、と思ったら零のことだそうで。しょうがないので
「数学じゃなくてギャンブルだ!」
って言っておきました。
続きは拍手お返事です。14日の記事にもお返事があるのですが、タイトルにお返事ってつけるの忘れてました(´・ω・`)
サイレントの方もありがとうございます!
まさかのサプライズにときめきが隠せません。
成瀬様、本当にありがとうございます!そして成瀬様もお誕生日おめでとうございます!
私の方からも後ほどなにかプレゼントを差し上げ・・・押し付けたいと思います!(いい迷惑だ)
いただいたミュウツーとミュウは明日辺りにうちに嫁入りさせたいと思います。
ポケスペを読んでいるせいで最近ポケモンが熱いので、そろそろポケモンの話を書きたいなぁ、なんて思ったり。こんなこと言いつつ書く可能性は低いですg(ry)
いつもどおりミュウ×ミュウツーかセレビィ×エンテイになるんだと思います。
うちのエンテイはセレビィに調教され済みです。元々Mじゃなかったけど、セレビィに痛いことや苦しいことをされすぎて苦痛を快楽に変換できるようになりました。愛のあるSMカップルです。
小さくて可愛い子に痛めつけられる大きなかっこいい子は凄く良い。
それはそうと金銀編、面白かったです。読んでるとゲームをプレイしたくなるから困る。早くリメイクしてください。
ヤナギはもう戻ってこないんですかね。またいつか出てきそうな予感がしないでもないけど。
そしてやっぱりレッド×イエローとシルバー×ブルーが好きです。レッドとイエローは本当に一緒に住んじゃえよ。カスミは・・・ほら、もっと別に素敵な人がいるさ。
ルビサファ編に入って、ルビーとサファイアの性格があまりにも予想GUY過ぎてびびりました。都会っ子×野生児イイヨイイヨー。
まだ全部読んでないのでこれからじっくり読もうと思います。そしてそろそろオレツーを再登場させてあげてください。
ブックオフでポケスペを買ったわけですが、帰りにツタヤに行って零と荒川UTBの続きを買ったんですよ。
ツタヤって万引き防止のために本にバーコードのついた磁石?をはさんでるじゃないですか。お金を払って車の中で零を開いたらそれが挟まってたっていう。
ち、違うから!ちゃんとお金払ったから!
なんだよ、これが挟まってたら店を出る時にわかるんじゃないの?というか店員も取ってよ。
チキンなんだから万引き疑惑かけられたらどうしようってびびるだろうか!ぶっちゃけもう割りと本気でgkbrだよ!チキンのうえにガラスのハートなんだよ!
しょうがないので次にツタヤに言った時にバーコード磁石は返そうと思います。レシート捨てないでよかった。本当によかった。いつもならもらったら捨ててたから・・・。
荒川は5巻を買いました。
ステラが素敵過ぎます。幼女で強くて男前とか完璧すぎる。というかもうメタモルフォーゼステラを見ると条件反射で笑ってしまいます。かっこよすぎるだろ、ステラ。ステラ×シスターが凄く大好きです。
リクニノカップルもなんだかいい感じになってきてキュンキュンする。
あれ最後の相撲の話、マリアさんだったらシロさんを突付いてぐらぐらさせて遊んでそうですが。シロさんはスーツ着用時とそうじゃない時のオーラの違いが素敵です。
続きは拍手お返事です。サイレントの方もありがとうございます!
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ジョジョラーでケモナーでおっさん&おじいちゃんスキーでSHK国民。
最近はfkmt作品に手を出してます。
乙一作品と三原ミツカズ作品と藤田和日郎作品も好き。
節操なしの浮気性です。