読むのに凄く時間がかかったわけですが＋拍手お返事

項羽と劉邦の上巻を読み終えました。歴史小説なんて読むのは初めてだから、読むの大変かなー、と思ってたけど案外さくさく読めました。それでも全部読むのに5時間以上かかったわけですが。じっくり読んでたらもっと時間かかってたと思います。2回目はじっくり読むよ！
とりあえずみんなは劉邦を甘やかしすぎだと思います。というか猫可愛がりしすぎだと思います。劉邦の人望が半端ない。なんであの男にあんなにみんな優しいの？ってくらい人望が半端ない。
ショウカとかもう完全にお母さんでした。劉邦の知らないところで劉邦のために働きすぎだよ！劉邦がなにか問題を起こすたびに一人で胃を痛めながらなんとかしようと奔走したんだろうなぁ。ショウカ可愛いよ、ショウカ！
ハンカイはわんこですな。黙々と仕事をこなすドーベルマンとかシェパードとかその辺りですな。カコウエイは小型犬だと思う。そんなイメージ。
司馬遼太郎先生の書き方のせいなのか、登場する人物がみんな可愛く見えます。なんか人物描写が可愛いんだよ。本当だよ。腐女子フィルターはかけてないよ。描写のせいでショウリマイは最初女の人かと思ったよ。
項羽の前で少女のように泣いちゃうショウカンかわゆす。百戦錬磨だった将軍が自分より年下の男の前で少女のように泣いちゃうんですよ。
他にもいろいろ大の男の、しかもガチムチ男の描写が可愛いんです。
あと、最後まで項梁の株は上がりっぱなしでした。いい人だな、項梁。その分死に方があっけなさ過ぎて切ない。

今回項羽と劉邦を読んで、大分項羽の印象が変わりました。思っていたほど残忍な人じゃないんですね。いや、やる時はやりますが。でも身内には優しい感じ。
劉邦は予想以上にちゃらんぽらん男でした。この人は本当に周りの人に恵まれてたんだなぁ、と思いました。正直ショウカがいなかったらもうどうしようもなかったよね。他にも優秀な人が周りにいなかったら、なにもせずに死んでたね。本当になんで劉邦の周りに人が集まったんだろう。

ともかく昔の中国はなにをするにもスケールがでかかったです。建設物一つを作るにしても何十万という人間を一度に動かすし、一度に何万とか何十万とかいう兵を何日も動かすし、一度に二十万の人間をほとんど労力を使わずに殺しちゃうし、あと家族（親族？）が二千人ってどんな数だ。
食糧問題とかどうしてたんだろうとか、そこらへん不思議でしょうがないです。何万単位の人間なんて、それだけで食事量とか大変だろうし。
あと、いくら崖から落としたとはいえ、二十万も一晩で人を殺すのは可能なの？
歴史は不思議が一杯。ロマンが詰まってます。

まだ中巻と下巻は買っていないので、近いうちに買おうと思います。



続きは拍手お返事です。サイレントの方もありがとうございます！

西様＞
西様の九尾への愛、しかと受け止めました。よかったね、デリランテ、フィネには早く死ねばいいってぐらいに嫌われてるのに、西様には愛されてるよ！
九尾を好きと言っていただけて、嬉しいやら驚いたやらです。以前にも言ったかもしれませんが、九尾も前王も嫌われキャラのつもりで書いているので、意外な人気で驚いています。
九尾は誰にも叱られずに育った子なので、逆に叱ってあげた方が彼のためなんです。フィネは怒ることはあっても叱ることはないので。フィネは母性本能なんて欠片もありません。
しおん荘のスサノオも九尾と似たような境遇ですが、さくらがいるので上手くバランスが取れてます。フィネもさくらの10分の1でも優しさがあれば、九尾ももうちょっと落ち着くんじゃないかと思います。飼い主とペットで今もある意味バランスが取れてますが。
前王なら嬉々として罵りながら踏んでくれますよ！罵りながらうっすら笑ってくれますよ！
徹夜二日目・・・！大丈夫ですか？！どうかご自愛ください。
こちらこそ愛の詰まったコメントをありがとうございました！