名作パロディ＋拍手お返事

担任から森見登美彦の新釈走れメロスを借りました。
山月記と走れメロスは知っているのですが、藪の中と百物語と桜の森の満開の下は読んだことがなかったので、先に読んでみました。なんかどれも不思議な話ですね。個人的に藪の中が好きです。でもなんで昔の小説って暗い話ばっかりなんでしょうか。馬鹿馬鹿しい話があってもいいと思うのに。私の中では昔の作家は暗い人っていうか、ちょっと病み気味の人とか、変な人ばかりというイメージです。芥川龍之介とか太宰治とか。
それはそうと新釈の方ですが。
山月記と藪の中まで読み終わりました。最初に本家の方を読んでおいてよかった。じゃなきゃ藪の中とかわけがわからなすぎる。いや、正直本家を読んでても謎ですが。
藪の中を読んでる時はひたすら頭の中でSHのyaneura romanがリピートしてました。嘘を付いているのは誰、的な。
藪の中ってどういう解釈の仕方をすればいいんでしょうか。解釈の自由がゆえ、私は悩むのだ。
山月記の方はなかなか面白かったけど、期待していた虎がでてこなかったのでなんだか全てがどうでもよくなりました。ほんと森見さんは天狗好きですよね。
新釈山月記は主人公が虎になって、てんやわんや楽しく暴走する話だと思ってました。有頂天家族のノリで。しっとり系のお話でしたか・・・。
しっとり系もいいけど、パロディを読むんだったら本家を基本にしたコメディとか明るい話が読みたいです。でもハチャメチャにやりすぎると怒られるから駄目なのかな。
本家が暗いんだから、パロディくらい馬鹿やってたっていいじゃないですか。暗い話は嫌いじゃないけど、読んでるこちらまで暗くなってくるのでテンションをあげながら読まないといけないのです。
なので走れメロスを読むのが楽しみです。




続きは拍手お返事です。サイレントの方もありがとうございます！

蒼碧様＞
ゴールデンは中型犬ですか？
調べてみたり親に聞いてみたら、大型犬とあったのですが・・・。
ものによっては中型犬と記述してあるんでしょうか。
大神はもちろん知ってますよ！以前拍手などで薦めていただいたこともあって気になるのですが、メモリーカードをなくしてしまっていて買うに買えません・・・。
DSでリメイクしないかなぁ、とか思っております。