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なんとかアカ市を書こうと試行錯誤してたら神域×市川先生になりました。自分でもどうしてこうなったのかわからない、本当にわからない。
そんなわけで今更ながらパラレルなので苦手な方はご注意を。
本編に添って書く気がまったくないですね、私は。
「ガキ達はどうした」
「互いに血塗れになるぐらい喧嘩してたんで、それぞれの部屋に閉じ込めて反省させてる」
「手当てしてやらんのか?」
「人の手を借りなきゃいけないほどガキじゃねぇよ」
おかしそうに神域が喉を鳴らす。市川にとって少年と青年が喧嘩をするというのはどう考えても相性が合わなそうな二人なのでなんとなくわかるが、それよりもあの子供達が素直に自室にこもっていることの方が驚きだった。それだけこの神域の言葉は絶対らしい。子供の頃から底知れない奴だったが、老いてますます底が見えなくなっていると、市川は神域を見ながら思った。
「それで、お前はなにをしている」
「んー・・・マウントポジション?」
聞くな、と市川は内心で思った。自分の腹の上に跨りながらおそらくいい笑顔をしているであろう神域を見えない目で睨む。しかしそんなもの、神域には痛くも痒くもなかった。むしろ笑みを深くする。
「そう睨むなよ。ガキどもよりずっと気持ちよくしてやるから」
言いながらサングラスを外し、服を脱がしにかかってくる神域に市川は全力で抵抗する。なぜ少年にも抱かれ、その少年が歳を経た神域にまで抱かれなくてはいけないのか。おかしい、すでにこの時点でおかしい。
「おい、やめろ」
「抵抗すんなって。13の相手で慣れてるだろ?」
「好きで慣れたんじゃない!」
神域は市川の浮いた肋骨にキスを落とす。すると相手の体が跳ねた。ずいぶんと開発してるな、と神域は昔の自分を褒める。これならすぐにでも落とせそうな感じだ。あとで少年にご褒美をやっておこうと神域は密かに思う。
しかしその前に、今は目の前の彼で楽しもう。
「ッ・・・!いい歳をしてなにをしている!」
その言葉に、神域は顔を上げて市川を見下ろす。そんな言葉で自分が引き下がらないということぐらい、わかっているだろうに。よほど焦っていると見える。
「まさか昔の俺はよくて、今の俺は駄目って言うのか?そんなことはねぇだろう。それともあんたは少年趣味なのか?」
「馬鹿な・・・!」
「まぁ俺は今も昔もじじい趣味のようだがな。あいつら、俺にも手を出すし」
「はぁ?!」
なんだか今、聞き捨てならないことを聞いたような気がしたが、恐ろしいので市川はあまり深く考えないことにする。
「そんなわけだから大人しく喰われてくれよ、市川さん」
神域は市川にキスをする。もう文句は言われなかった。少年は一度言ったら聞かない。神域もそうだと見て取って諦めたのだろう。
「下手だったら殺すぞ」
「言ったろ、ガキなんかよりずっと気持ちよくしてやるって。13相手じゃ物足りなくなるぐらいよくしてやるよ」
ぞくりとするぐらい、艶のある表情で言われる。
これは壊されるかもしれない。
市川は若い少年相手にすら思わなかったことを、神域相手に思った。
END
神域様はもちろん経験豊富です、上も下も。
ごめんなさいおじいちゃんが大好きですごめんなさい・・・。
大人の余裕がある市川先生でも余裕がない市川先生でもどちらも好きです。
13相手には余裕があるといいなぁ。神域相手には余裕ない感じで。というか神域に余裕がありすぎるんです。流石神域。
神域の言葉は神の言葉なので19も13も逆らえないよ!
余裕のないお子様と余裕のある大人。
「なんで止めたんだよ」
不満げに少年が神域を睨む。その顔は青年に殴られたせいで痛々しく腫れ上がっていた。
「その程度の怪我で済んだのに、そんなふうに言われる筋合いはねぇな」
先ほどまで少年と青年がくだらないことで喧嘩をしていた。本人達にとっては真剣なことだったのかもしれないが、神域にしてみればくだらない、の一言だ。最初は口喧嘩だったのだが、やがて殴り合いになった。神域はしばらく様子をうかがっていたが、歳の差による腕力の違いで少年が劣勢になってきたところで、ようやく二人を引き剥がした。
青年は今この場にはいない。喧嘩を止められてから少年を一睨みしたあと、舌打ちをしてから家を飛び出してしまった。どうも彼は、神域が少年に甘いのが気に入らないらしい。そもそも喧嘩の発端はそこにあった。まったくもって、くだらない。神域はそう思う。
「ほら、口開けてみろ」
少年の顎をとらえて上を向かせながら言った。相手は素直に口を開く。こういう素直なところが、青年と違うところだよな、と神域は思った。
彼の口の中を覗き込んで、怪我の具合を確かめる。青年はしたたかに少年を殴っていたが、どうやら歯も折れてないし口の中も切れていないようだった。まさか手加減でもしたのだろうかと考えたが、すぐにそんなわけはないと自分の考えを否定する。おそらく殴られる直前に、少年が首を引いたのだろう。だからこの程度で済んだ。
「よかったな、口の中は無事だ」
「よくない。俺はあいつの顔を殴れなかった」
忌々しげに少年が言う。やられっぱなしは嫌らしい。その気持ちはわからなくもないが、歳の差からくる腕力の差はどうしようもないので、神域は特に慰めるでもなく少年の言葉を黙殺した。
黙って救急箱を持ってくると、神域は腫れ上がっている少年の頬を消毒してやる。痛むのか、わずかに顔をしかめた。なんとなく思い切りそんな少年の頬を抓ってやりたい衝動に駆られたが、その欲をぐっとこらえて神域は口を開く。
「なぜそんなに19が気に入らない?」
その問いに、少年は口をつぐむ。しばらく言うか言わないか迷っているように黙っていたが、やがて言った。
「・・・あんたを取るから、嫌い」
それ以上でも以下でもない、本心からの言葉だった。
「俺は誰のものでもねぇだろ?」
「ヤダ。俺のものになってよ」
あまりに子供っぽい言葉に、神域は喉を鳴らして笑った。すると少年がねめつけてくる。しかし本人も自分がどれほど子供らしいことを言っているのか自覚しているらしく、殴られていない方の頬までわずかに赤くしていた。
まったくなんて熱烈な告白だ、と神域はなおも喉を鳴らしながら思う。こんなジジイに向かって、俺のものになって、だなんて。そんな言葉、そこらの女に言ってやればいいものを。自分のことながら、おかしなガキだ。しかし、悪い気はしない。俺はいつから子供にこんなに甘くなったのだろうと、少年の頬にシップを貼ってやりながら思った。
「ククク・・・俺を口説こうなんざ100年はえぇよ、ガキ」
子供扱いされて、少年はムッとした顔になる。しかしもう一度神域に顎をとらえられて、驚いたように目を丸くした。
「でもまぁ、評価はしてやる」
神域の顔が少年に近づく。唇が触れ合うだけのキスをした。触れ合ったまま、数秒がすぎる。その間、少年は目を丸くしたままで、神域はそんな彼を楽しそうに目を細めながら見やっていた。どうも少年は、自分からキスをするのはいいが、相手からされるとどうしたらいいかわからなくなってしまうらしい。やっぱりガキだ、と神域は思った。
神域が離れていっても、しばらく少年は固まっていた。そんな彼を見下ろして、神域は喉を鳴らす。
「ちょっと出てくるから、良い子に留守番してろよ」
「・・・どこ行くんだよ」
声をかけられてようやく我に返った少年は言った。どこにも行かないで欲しい、と全身で訴えている。可愛いなぁ、と神域は思った。
「19を捕まえて来るんだよ。苛立ちまぎれにチンピラに喧嘩を売って警察沙汰になっても面倒だしな」
その言葉を聞いて、少年の目に冷たい色が宿る。子供らしからぬ鋭さがあったが、しかし神域は怯えることはなかった。
「いいじゃん、あんなやつ。それよりも俺の相手をしてくれよ」
調子が戻ってきたのか、不敵な笑みを浮かべながら少年が神域の腰に抱き付く。そんな彼の頭に、神域はぽんと手を乗せた。
「留守番できたらあとでご褒美をやるから、良い子にしてろ」
「ご褒美・・・」
その言葉だけで、少年は素直に神域を解放する。いったいどんなご褒美をもらうつもりなのか、それを思って神域はもう一度喉を鳴らした。
きっと青年も、ただでは家に戻ってこないだろう。そうなると、やはり代償が必要だ。きっと神域自身を求めてくるはず。
「ガキの相手は楽じゃねぇなぁ」
それでもどこか楽しげに、神域は呟いた。
END
13がお子様すぎた・・・?いや、でも神域相手ならこれぐらいがいいと思います。
きっと市川先生とか鷲巣様相手だったらドS全開なんだろうけど。
ところでなんでアカギ達はナチュラルに同居してるんでしょうか。
・・・パラレルってことで。
というわけで13×53です。
おじいちゃんが大好きな孫とそんな孫が可愛いくてしょうがないおじいちゃんがいます。
少年は顔を上げて猫のようにジッと神域を見つめていた。睨むふうでもなく、観察をするふうでもなく、ただそれにしか興味がないように一心に彼を目に焼き付けている。
先ほどからこの調子なので、神域はどうしたものかと思いつつも少年に付き合って彼を見下ろしながら視線をそらさない。同じ色をした瞳がしばらくの間交差する。
やがて先に口を開いたのは少年の方だった。
「あんた、本当に40年後の俺なのか?」
「一応な」
少年時代の自分とはいえ、その質問の意味を計りかねながら神域は答える。
神域は少年から視線を外さないまま、果たして40年前の自分はこんなだっただろうかと、問われたこととほぼ同じことを思った。子供の頃の自分はもう少し大人びた人間だと思っていた。しかしこうして好奇心を隠さずにこちらを見上げてくる目は、確かに歳相応のものだ。逆にこの少年が6年後にあんなふうになってしまうのを、自分のことながら不思議に思う。
「あんたは俺なのに、なんで・・・」
「なんで?」
続きの言葉を促すように、神域はオウム返しをした。
「なんで俺はあんたを見て可愛いと思うんだ?」
心底から不思議そうに言われてしまった。軽く首をかしげながらこちらから視線をそらさない少年に、神域は堪えきれずに思わず噴き出してしまう。すぐに口元を手で覆ったが、抑えきれない笑いがもれていた。
そうきたか、40年前の俺。
喉を鳴らして笑いながら、神域はそう思う。50を過ぎた男を捕まえて可愛いはないだろう。むしろそんな思考回路な少年の方こそちょっとお馬鹿で可愛いのではないだろうか。
昔の自分の意外な一面を見つけて、神域は機嫌がよくなる。笑いすぎて頬がうっすらと赤くなっていた。
「可愛いな、お前は」
もうすでにすれてしまっている青年とは違って。
その言葉を呑み込みながら、神域は口元を覆っていた手で少年の頭をくしゃくしゃと撫でた。
「子供扱いすんな」
少し怒ったように少年が言ったが、神域は楽しげに喉を鳴らしたままやめない。口ではああいっていても、内心では喜んでいるということを神域は昔の自分のことなので知っている。
なんだかんだで大人しくされるがままになっている少年を見ながら、突然キスをしたらどんな反応をしてくれるのだろうと思い、神域はそれを確かめるために唇の端をつり上げながら体をかがめて彼に顔を近付けた。
END
19だったら同じような会話をしててもこんなほのぼのにはならないんだろうな、と思います。
13の性格がいまいち把握できません。19ほどじゃないけどやっぱりSなんでしょうか。
でも少しは子供らしいところがあってもいいと思います。
あの大人の色気がたまりません。
50代って一番美味しい時期だと思います。
おっさんと呼べるほど若くはないし、おじいちゃんと呼べるほど歳をとっているわけでもない。
どちらともいえないし、だからこそ両方を兼ね備えてるともいえる。
それが50代なんです。
最近アカギ(53)を見に鷲キュア様に通ってると言っても過言ではありません。
アカギ(53)×鷲巣(ワシズ)でも、アカギ(19or13)×アカギ(53)でもなんでもいけます。
アカ鷲は鷲キュア様で見れるから、とりあえずアカアカは自給自足かな、と思います。
そんなわけで勢いに任せて19×53で短い話を書いてみました。
設定は鷲キュア様から借りてるけど、鷲キュア様に献上するのは間違いなく間違ってるのでここだけで公開しときます。本部(←)には内緒にしておいてあげてください。
まさか初めて書くfkmt作品カプがアカギ(19)×アカギ(53)になるとは思いませんでした。
ソファに脚を組んで座りながら自室でなんの気なしに静かに一服をしていると、誰かが扉を開けて部屋に入ってくる気配がした。白と黒の老人ではない。あの二人は絶対に各アカギの部屋には入らないし、入りたがらない。それは幸雄も同じ。ならば残るは少年か青年だけだ。
背後に侵入者が立つ。もうこの時点で神域は相手が誰なのかに気が付いていた。ぴりぴりと肌を刺すようなとがった気配。その場にいるだけで周りの者を傷付けてしまいそうだ。少年ではない。近いが、少年はまだこの域まで達してはいない。
「なんのようだ、19」
振り返りもせずに言い放つ。すると背後からククク、という笑い声が聞こえた。しかしそれ以上は応えずに、青年は腕を伸ばして神域の口からまだ長い煙草を奪う。なんのためらいもなく、それをくわえた。
神域は怒るでもなく、不快そうな顔をするでもなく、ただ青年と同じように喉を鳴らす。唇の端をつり上げている姿はどこか楽しげだった。
「ガキが不躾なことをする」
やはり青年は応えない。美味そうというわけでもなく、ただ淡々と紫煙を吐き出している。
「13はどうした?」
その問いに青年はようやく煙草の火を神域の用意していた灰皿に押しつけた。
「ご自慢のペットと遊んでる」
「ペット・・・あぁ、アレか」
神域の笑みが深くなる。少年のペットといえばアレしか思い浮かばない。ペットというにはあまりにも禍々しく、卑猥な生き物。
「新しいのを飼ったから、具合いを確かめるそうだ」
「クク・・・難儀なことだな」
難儀、というのは少年に向けられた言葉ではない。少年が自身で確かめるわけがないからおそらくは、いや、確実にあの白と黒の老人でその具合いとやらを確かめるのだろう。
「それで、お前は俺になんのようなんだ」
ここにきてようやく最初にした問いをもう一度した。
「まさか子守りの爺さん達がいなくて寂しいから、俺のところへ来たって言うんじゃないだろうな」
青年を振り返りながら言う。彼は神域と同じ顔で笑っていた。ただその瞳だけは獲物を前にした獣のようにギラギラとしている。
「わかってるじゃないか。相手してくれよ、じじい」
青年は神域の顎を取って上を向かせた。そしてゆっくりと顔を近付ける。
「ククク・・・ガキだな」
満更でもなさそうに言いながら、神域は素直に青年の口付けを受け入れる。彼のキスはいつも自分が愛用している煙草の味がした。
END
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節操なしの浮気性です。